社会人になると異性との出会いの場が限られてくるもの。そんな中、毎日異性と顔を合わせる場所と言えばやはり職場です。ある調査では“社内恋愛”に関する驚きの事実が判明しました。
社内恋愛をしたことがある人は10人に4人以上!?
働く大人を対象にしたアンケートでは、「社内恋愛をしたことはありますか?」という質問に対し「ある」と答えた人が全体の44.2%。10人に4人以上は職場で出会った人と交際した経験があるようです。さらに、交際経験があるという人に「お相手とはその後どうなりましたか?」と聞いてみると、22.5%の人が「結婚した」と回答したものの、62.5%の人が「別れた」と答えており、長続きさせるのは難しいということがわかります。
社内恋愛の難しさについては世間からも多くの声が上がっており、「隠すことが難しいんだよね。同じ仲良しグループだったりするからすぐバレてぎこちない感じになってしまう」「隠そうとするとどうしても社内で冷たく接してしまうから、後でケンカになる」といった声が。ただ「他で出会いがないんだから社内に目を向けるしかない!」という人や、「毎日一緒にいるとどうしても恋愛関係に発展するよね」といった意見も。
社内恋愛を見守る周囲の人たちからは、「付き合っているのを知ってると何かと気を遣うからなるべく隠してほしい」「喧嘩しているのがわかるとこっちまで気まずい!」「2人が別れた後、色々言葉を選ばなきゃいけないのがちょっと面倒です」という声が上がっているため、当事者は周囲への配慮も必要みたい。
浮気を監視できる! 社内恋愛のメリット・デメリット
アンケートでは「社内恋愛のメリット・デメリット」についても調査しています。メリットとしては「相手の性格がよくわかる」「良いところも悪いところも見た上で交際を開始するので、後々幻滅することがない」と、仕事中に深く相手を知れることが円満な交際につながるという答えがありました。中には「退勤時間もなんとなくわかるから、浮気してないか監視できる!」なんていう回答も。
デメリットとしては「別れた後も毎日顔を合わせなければいけないのが辛い」というものがあり、社内恋愛の破局は、本人にとっても周囲にとっても厄介なものだということがよくわかります。
難しい面ばかり見えてしまう社内恋愛ですが、経験者のうち22.5%の人が結婚していることを考えると希望も持てるというもの。現在社内恋愛真っ只中の人や、これから踏み切ろうとしている人は、周囲へしっかり配慮しつつ、良好な関係を目指してくださいね。
画像出典:Wyatt Fisher / couple (from Flickr, CC BY 2.0)