日本人の黒髪も素敵ですが、外国人のブロンドも魅力的ですよね。一度はあんなキラキラとした髪色になってみたいと思ったことのある人もいるのではないでしょうか? ただ、海外セレブの中には、生まれつきブロンドだったにもかかわらず、わざわざ暗い髪色に変えてしまう人も多いようです。
個性的な赤毛で人気に火が付いたエマ・ストーン
大ヒット映画『ラ・ラ・ランド』や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズで注目を集めているエマストーンの髪は赤毛というイメージがあります。個性的な色合いに「あんな髪にしたい!」「今度エマ・ストーンみたいなヘアカラーにしてもらおう」と憧れている人も少なくありません。ただ、そんなエマも元々はブロンド。髪色を暗くしたのはプロデューサーの勧めだったようで、2010年に赤毛で挑んだ映画『小悪魔はなぜモテる?!』がブレイクのきっかけとなりました。本人は「好きなヘアカラーは赤!」と公言しており、お気に入りの様子。
役を勝ち取るためならブロンドも躊躇なく染める!
アメリカ・ニューヨークのセレブな高校生たちの恋愛模様を切り取った人気海外ドラマ『ゴシップガール』。主人公の親友・ブレア役でおなじみのレイトン・ミースターもダークブラウンの落ち着いた髪色ですが、実は生まれつきブロンドでした。そんな彼女が髪色を暗くしたのはなんと『ゴシップガール』で役を掴むためだったとか。
主人公役のブレイク・ライヴリーがブロンドだったため、制作者側は2人の見た目に違いを付けたかったよう。公式オーディションの前、台本を読みに行ったレイトンはスタッフから「髪を暗く染めてきてくれないか?」と言われます。ブロンドではオーディションにすら参加できなかったみたいですね。しかしレイトンはきちんとリクエストに対応し、見事ブレア役を獲得。人気女優の仲間入りを果たしました。
アンジーは黒髪がお好き!?
大人気女優でブラッド・ピットの妻でもあるアンジェリーナ・ジョリーの髪色は役柄によってコロコロと変わる印象ですが、元々は明るいブロンド。子供の頃に母親がアンジェリーナの髪を暗い色に染めたことがきっかけで、自身もダークな髪色がお気に入りになったそう。映画『トゥームレイダー』では真っ黒な髪を三つ編みにし、派手なアクションを繰り広げる姿に「アンジーカッコよすぎて痺れる!」「黒髪が超絶クールだった」といった声が上がりました。
日本人の中には、ブロンドを他の色に変えてしまうことについて「もったいない」「せっかくあんなきれいなブロンドなのに染めちゃうなんて!」と思う人も多いようですが、元々ブロンドヘアの人の中には意外とダークな色合いが好きな人も多いよう。日本人が髪を染めて、海外の人から「せっかくきれいな黒髪なのに…」と言われてしまうのと同じですね。
画像出典:Richard Leeming / Concentration (and penguins) (from Flickr, CC BY 2.0)