毎日のヘアセットで使う整髪料ですが、ワックスやヘアスプレーなど様々な種類があるので、「何が何だかわからない!」という人もいるでしょう。そこで今回はそれぞれの“スタイリング力”に注目して、整髪料の種類についてご紹介していきます。
スタイリング力抜群!
「ワックス」
スタイリング力が高い整髪料といえばやっぱり「ワックス」。油分を含むクリーム状の整髪料で、男女問わず使えるヘアスタイリングの大定番です。美容室に行った時にも、仕上げは美容師さんにワックスでサッとまとめてもらって終わり、ということも多いですよね。
ちなみに一口にワックスといっても「ファイバー」や「クレイ」といったタイプがありますが、どんな違いがあるか知っていますか? 「ファイバー」とは「繊維」という意味で、名前通り繊維成分が入っているタイプを指します。指ですくうとネバネバと糸を引くのが特徴で、髪になじみやすくスタイリング力も抜群なのですが、ワックス自体の重みがあるため柔らかい髪質には合わないというデメリットも。
そして「泥」という意味の「クレイ」タイプもスタイリング力の高さが特徴。油分が少なく軽いので、柔らかい髪質の人にはうってつけなのですが、シャンプーで洗い流しにくいという難点もあります。ネット上では「クレイ系のヘアワックスってほんと落ちないよね。どう洗うのが正解なんだろう…」と悩む人もちらほらいるようす。
「ヘアスプレー」
またヘアセットが終わった後、仕上げとして髪に「ヘアスプレー」を吹き付けている女性も多いはず。キープ力の高さが特徴で、ガチガチに固めるハードタイプの場合、セット後にいじると白い粉が出てしまうことも。それが嫌な人は、一度髪型が崩れても手櫛で元通りにできるナチュラルタイプを選ぶのがおすすめ。
スタイリング力ほどほど
「ヘアムース」
「ヘアムース」は基本的には泡状で、ほかの整髪料と比べて使いやすいのが特徴。泡状なので水分が多く、髪のウェーブをコントロールするのにとても便利です。パーマヘアーの人はセット力が必要なく、ウェーブを整えるだけでいいので、ヘアムースが向いていると言われています。
「ヘアクリーム」
「ヘアクリーム」の特徴はなんといっても髪にやさしいこと。スタイリング力は低いですが、ツヤを出したり、パサついた髪を保湿してくれます。ストレートのロングヘアーだったら、ヘアクリームで髪をまとめるだけで十分魅力的な髪型が完成するはず。
「ポマード」
その他には主にゼリー状で、独特の香りを放つ「ポマード」も。男性がつけるものというイメージが強いかもしれませんが、最近では女性用のポマードもあり、ネット上ではまだまだ少数派ながら「私はワックスよりポマードが好き!」という女性もいるようです。
画像出典:Basheer Tome / Emory Wedding: IV (from Flickr, CC BY 2.0)