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紫外線量は日本の5倍! オーストラリア人たちから学ぶ日焼け・紫外線対策方法
12月~2月ごろに真夏を迎える南半球の国オーストラリアは、夏の最高気温が多くの都市で30度超え、紫外線量が日本と比べて5倍も高い国。そんなオーストラリアは、政府が「日焼け・紫外線対策」のスローガンを掲げるなど、国を挙げて日焼け対策を行っています。今回は、オーストラリアの人たちに学ぶ日焼け・紫外線対策方法をご紹介しましょう。
オーストラリア政府が取り組む対策とは?
オーストラリア上空はオゾン層が薄いエリアのため、紫外線が地上に届く量が世界的に見ても多く、皮膚がんの発症率が世界でもトップクラス。政府が日焼け・紫外線対策に取り組むのは、皮膚がん対策のためでもあります。オーストラリアが国を挙げて掲げるスローガン“Sun Smart”は「長そでのシャツを着る」「日焼け止めを使用する」「つばのある帽子を被る」「サングラスをかける」の4つ。基本的なことではありますが、徹底するよう呼びかけています。
“Sun Smart”のホームぺージでは、政府が推奨する日焼け対策アイテムの具体例が紹介されており、服は「UPF 50+」、日焼け止めは「SPF 30以上」、帽子は「頭、顔、耳、首が隠れるつばの大きいもの」、サングラスは「AS/NZS 1067:2003」「UV プロテクションのカテゴリ2~4」といったタグがついたものや「EPF 9~10」の基準をクリアしたものの着用を促しています。
またオーストリア政府は「日差しを浴びないことによって不足してしまうビタミンDを積極的に摂取するように」とも呼びかけ。ビタミンDが多く含まれる魚類や卵を食べるようにと注意しています。
どうやって日焼け止めを塗ってるの?
オーストラリアでは、赤ちゃんからお年寄り、ペットまでが日焼け止めを塗って紫外線対策を行っています。やはりこまめに塗る方が良いようで「外出前に1回」「外出後は3時間に1回」「汗をかいたら塗り直す」といった方法で日焼けを防止しているようです。
日焼け止めには「紫外線を吸収するタイプ」と「紫外線を跳ね返すタイプ」があり、オーストラリアでは後者が主流。日本は、オーストラリアほど紫外線が強くないので前者が主流となっています。
「紫外線を吸収するタイプ」は、べたつかずに高いSPF値のものがあるのですが、肌への負担が大きいのがデメリット。逆に「紫外線を跳ね返すタイプ」はべたついてSPF値が低いのがデメリットですが、肌に優しいというメリットがあります。塗り直す時間がない人やべたつきが気になる人は、用途に合わせて使い分けるのも賢い選択かもしれません。
肌のダメージケアにも取り組む!
また、オーストラリアでは、外出から戻ったあとの肌の保湿も欠かせません。肌が赤くなったり、見た目には日焼けしていなくとも肌はダメージを受けています。化粧水をたっぷり使って保湿した後は、乳液かクリームを使って優しくお肌にすり込むように塗るのがベスト。
最近、日本では「飲む日焼け止め」なども発売されて注目を集めています。お肌のシミやそばかすを防ぐと同時に、美肌を保てるように日焼け対策を行いましょう。
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