美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.04.12
ファンデーションの種類から「リップティント」まで! 知ってるようで知らないメイク用語について解説
雑誌やネットでメイクの流行をチェックするとき、聞いたことのない単語が出てきて戸惑ったり、意味が分からないまま受け流していることはないだろうか。特にメイク初心者の人は、「そもそも専門用語ばっかりで何を言ってるかわからない」と頻出するメイク用語が最初の壁になってしまうことが多い。そこで、基礎的なものから最近流行りだしたトレンドメイクまで、メイクをするために覚えておきたいフレーズを紹介しよう。
「リキッド」と「パウダー」の違い、シェーディングの効果
下地やファンデーションなどメイクの土台となるものは「ベースメイク」と呼ぶが、まずファンデーションには「リキッドタイプ」や「パウダータイプ」などいくつかの種類がある。リキッドタイプは液状のファンデーション、パウダータイプは粉状のファンデーションのことを指していて、ファンデーションによく似た「フェイスパウダー」と呼ばれる化粧品はリキッドファンデを使用した後の仕上げとして使われる。リキッドタイプはカバー力が高いが厚塗りになりやすい、パウダータイプは自然な仕上がりで扱いやすいがカバー力は弱いといった特徴があるので、自分の肌質に合わせたものを選ぼう。
ファンデーションの後には、陰影を付けて顔の輪郭を引き締める「シェーディング」を行うことがある。シェーディングにはベースメイクの肌色より1、2トーン暗い色のファンデーションを使用。頬骨の下や頬から顎にかけての「フェイスライン」と呼ばれる部分に入れるのが効果的だ。
「アイホール」ってどこまで? 「リップティント」って何?
ベースメイクが終わったら、次にアイシャドウを乗せていこう。アイシャドウは一番最初に「アイホール」全体に乗せるのが基本だが、この「アイホール」というのは眼球と骨の間のくぼみの部分のこと。まぶたからアイホールまでの広い範囲にのせる色のことは「ベースカラー」と呼ばれることが多い。
唇に色を乗せるときに使う化粧品は最近では種類も増えてきて、リップクリームや口紅などの定番のものから、口紅の上にのせて潤いとツヤを出す「グロス」、唇全体を染めて色味を付ける「リップティント」を使う女子が増えている。たっぷり塗って乾かした後、剥がすと唇が色づいているという「ティントパック」というものもあり、しっかりとした発色で落ちにくいためかなり人気が集まっている。
口紅の上からグロスを塗る時は、「リップピーク」と呼ばれる唇の山の高い部分と、口角にあたる「リップコーナー」に明るい色を置くことで、ぷっくりとした丸みのある唇に。使うパーツが同じ化粧品でも、正しい使い方をしないと色味や質感を活かすことが出来ないため、より魅力的なメイクにするためにしっかりと使い分けよう。
画像出典:freestocks.org / Makeup brushes and eyeshadows (from Flickr, CC BY 2.0)
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