ブサイク証明写真から卒業しよう! 自分で撮っても美人に映るコツ
履歴書やパスポートに必要な証明写真。写真館でプロに撮ってもらうことも出来るが、ほとんどの人はボックス型の自動証明写真機を使うだろう。でも自分で撮ると顔がむくんでぼんやりしていたり硬い表情になったり…。「微笑んだつもりが不敵な笑みになってた…」「プリクラより高いのにブスになるから嫌い!」と人に見せられないものになってしまうことも多い。今回は証明写真をきれいに撮るためのコツを紹介しよう。
まず写真を撮る前のメイクや服装選びのポイントから。就活で使う場合はスーツが基本だが、私服の場合も黒や紺などの濃い色の服を着ていこう。白い服は顔を明るく綺麗に見せてくれる効果があるが、証明写真は色調や背景の色などをスーツ用に調節されているため、白い服を着ていると全体的にぼんやりした印象の写真になってしまう。顔をはっきりと写すためには、スーツと同じ色合いの服装がベスト。襟が大きく開いたものやVネックの服は首を長く見せてくれる効果があるため、小顔に見せることが出来る。
次にメイクだが、ボックスの中はストロボやフラッシュなどでかなり明るくなるため、メイクは薄めのナチュラルメイクがおすすめ。最近の自動証明写真機には美白加工をしてくれるものもあるので、あまり顔を白くしすぎるとかえって血色が悪く見えてしまう。目元の隈やシミなどを隠し、自然な色のチークやリップを乗せれば十分。顔に影を作らないように、髪型は前髪をサイドに流し耳を出したアップスタイルがオススメ。
ボックス内に入ったら、お金を入れる前にカメラの位置や椅子の高さをチェック。カメラの前のガラスが曇ったり汚れたりしていないか確認して、椅子はカメラを少し見下ろすくらいの高さがベストだ。ストロボが足もとにある場合があるので、荷物で隠さないように気をつけよう。ボックス内の明るさが足りないと感じたら、白い布やハンカチを膝に置けばレフ版の代わりになってくれる。
いよいよ撮影の段階になったら、一番大事なのは綺麗に見える姿勢を保つこと。背筋を伸ばして肩の力を抜き、あごを引いた姿勢が理想的だ。このあごを引くというのが意外と難しく「あご引いたら二重あごになっちゃう」「カメラ睨みつけてるみたいになっちゃった」と苦戦する人も多いが、上手にあごが引けない人は逆におでこを突き出すイメージで顔の角度を固定してみよう。椅子の高さがカメラを見下ろす位置がベストなのは、この時視線が下がり気味になってしまうため。
顔は真顔のままだとあまりいい印象にならないので、口角を上げて少し微笑んだ表情がベスト。「ウィ」と言う時の口を作り、そのまま歯を見せないように口を閉じれば程よく口角の上がった表情になる。人目に触れることが多い写真なので、自信をもって人に見せられるようなものを残そう。