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作成:2017.03.30

特集

「何か指摘されたときに押し黙るな!」 新入社員が知っておくべき社会生活での心構えとは?


 春は新年度が始まり、大学を卒業して社会人として初めて企業に勤める若者が大勢生まれる季節。若者たちは新入社員としての振る舞いがわからず、時に社会ではタブーとされることをしてしまう人も多いよう。SNSなどには新入社員の思いがけない行動に怒りを覚える人々の本音や、アドバイスも上がっているため参考にしてみてほしい。
 
 ネット上には職場に入ってきた新人に対する不満の声が上がっているのだが「何かを注意するたびに『でも』『だって』と口ごたえする人は腹が立つ」「何か指摘されたときに押し黙る人なんなんでしょう。ミスをきちんと受けとめてもらわないと一緒に仕事できない」と、素直さに欠ける新人が腹に据えかねている人は多い様子。また「初めて教わることをメモに取らないのは論外」「わからないのに質問しないのは仕事なめてる証拠」と、やる気のない新人にイライラさせられているという声も。
 
 新入社員にとっては初めての職場で「何をしたらダメなのか」がわからないのもしょうがないところかもしれない。そこで参考にしたいのが、3月22日に発表された「新入社員のタブー行動」についての調査。働く男女1,000名が実際に見かけたことがある“入社1カ月以内の新入社員が取っていた行動”に対して「許せない」と思ったものがランキングで発表されているのだが、1位は「挨拶をしない」、2位が「遅刻する」と、社会生活を送るうえで基本的なタブーが上位を占めている。またスマホなどのデジタル機器の使用について行われた調査では、「時計代わりにスマホで時間をチェック」は70.6%が「あり」と回答し、意外にも許容範囲としている人が多いことがわかった。
 
 ただ「欠勤や遅刻をLINEで連絡」は78%が、「込み入った話を直接ではなく、メールで相談」は71.3%が「なし」と答えており、緊急性のあることや重要度の高い内容は直接話すべきと考えている人が大半のようだ。
 
 Twitter上では新社会人にむけてアドバイスを送っている先輩社会人のツイートも多い。「ホウ(報告)レン(連絡)ソウ(相談)はこの順番が効率的とは限らないので自分で順番を工夫すべき」「相手が上司であっても非効率な作業をしている人には教えてあげて。失礼な言い方でなければ殆どの人は有り難がるから」「自分の意見を持たずに文句しか言わない先輩について行ってはダメ」と、実感のこもったアドバイスがあげられている。
 
 また、中には「無理しないこと」「会社は1つだけじゃないと頭に入れておいて」「職を失ったときのことを考えて貯金はしておいた方が良い」と、視野を広く持って行動するように促す声も上がっている。社会の荒波を泳いでいくために、先輩たちのアドバイスを聞いて心構えしておくに越したことはないだろう。
 
画像出典:tokyoform / Tokyo 1297 (from Flickr, CC BY 2.0)

Author:美プロ編集部

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