冷え性とネイルの関係
爪は皮膚の一部なのです。そのため、皮膚が冷えてしまうと爪にも影響が出てしまいます。例えば、冷え性で血流が悪くなれば、爪を作り出す細胞への血流も不足してしまい、爪のトラブル引き起こす原因になることも。
また、爪には「爪母(そうぼ)」という部分に送られる血液やリンパが多く通っています。そこから爪に必要な栄養を補給し、新陳代謝を高めることで爪が伸びていくのです。このことから、冷え性は爪の成長にも深く関係しているといえます。
冷え性が原因のトラブル
冷え性によっておこるネイルトラブルについて紹介いたします。
二枚爪
爪先まで冷えてしまうと手全体の新陳代謝が下がり、血流の流れが悪くなってしまいます。そうなると爪全体にも栄養が届かなくなってしまい、その結果、二枚爪になってしまいます。
爪の凸凹
血流が悪くなると爪の成長が悪くなるだけではありません。爪の表面を整えるのに必要なたんぱく質が上手く供給できず、爪の表面がボコボコしてしまうのです。この状態でネイルをするには、かなり表面を整えなければならず、爪にかかるダメージも2倍に。
爪の乾燥
新陳代謝が悪くなると自然に保湿成分も爪に行き渡りづらくなり、爪全体の乾燥が進んでしまうのです。爪が乾燥することで、爪が割れたり欠けやすくなってしまします。
ここで紹介した冷え性からくる爪トラブルは、手・足どちらも起こりうることです。特に冬は冷え性になる可能性が高い季節なので、爪のケアもしっかり行うようにしましょう。
冷え性を改善する方法
トラブルから爪を守るためには、まず冷え性の対策をすることです。ここでは、冷え性を改善する方法を紹介しています。
運動
運動をして新陳代謝を高めていくことで、冷え性の改善が図れます。ウォーキング30分するだけでも効果があるので、ぜひ試してみてくださいね。
食事
生姜や冬野菜といった体を温める食事を意識するようにしましょう。体内から温まる食事をとることで、体質を改善することができますよ。
半身浴
湯船にお湯を張って10分~20分ほど浸かると体が温まり、新陳代謝を高めて冷え性開改善に効果が期待できます。合わせてお湯にアロマオイルを入れるとリラックス効果も感じられて、一石二鳥の冷え性対策方法です。