そもそもポップアートとは何?
ポップアートは前衛的芸術の1つで、1950年代のイギリスやアメリカで誕生した作品を指します。抽象的な表現を排除しているのが特徴。代表的な作品はアンディ―・ウォーホルの「キャンベルのスープ缶」や「マリリン・モンロー」です。日本では草間彌生が有名なポップアートアーティストであり、アバンギャルドな作品は日本のみならず世界的に評価されています。
作家名だけ聞いてもピンとこない方もいるでしょう。その場合は水玉模様やアメリカンテイストの柄を思い浮かべてください。いずれもポップアートに分類されます。どことなくアバンギャルドな雰囲気のデザインは、ポップアートネイルに活用できますよ。
ポップアートネイルをどうやって取り入れる?
アバンギャルドなファッションを楽しみたいのなら、ポップアートネイルは最適でしょう。ただし、パーティーシーンやオフィスシーンだと合わないデザインなので、ファッションと場所を考えて挑戦するべき。
一般的にはアクセントとして用いられることが多く、セルフネイルでやれば自由にポップアートを表現できますよ。個人で楽しむ範囲であれば、ポップアートネイルは無限大です。
ポップアートネイルデザインをご紹介
ポップアートネイルの代表的なデザインをいくつかご紹介します。組み合わせは本当に自由自在なので、自分だけのポップアートを表現してみるのもいいでしょう。
アメリカ近代アートをオマージュして楽しむ
現在ポップアートの本場と言えばアメリカです。アメリカンテイストな柄やモチーフをネイルにデザイン。キュート系にもハイセンスにも仕上げられます。
水玉でポップにかわいく決める
水玉模様と聞くと、人によっては幼すぎるイメージを持つかもしれません。しかし、水玉はポップを代表する柄でもあります。ポップアートネイルでは、水玉模様は人気デザインです。赤地に白の水玉模様で少女らしさを表現したり、黄色地に黒の水玉模様でエネルギッシュさを表現したりと、水玉模様だからこそ楽しめるネイルがあります。
サイケデリックでカラフルに
サイケデリックもポップアート全盛期に近い年代で流行りました。サイケデリック調のネイルもポップアートネイルに分類されます。とにかくビビットカラーを豊富に用い、カラフルに楽しめる点が特徴です。どこか危険な香りがする独特な柄に、ぞっこんな女子は多いでしょう。ベースカラーはブラックが多く、ベースをそのままサイケ柄にするのも◎。
北欧テキスタイルをイメージ
北欧テキスタイルは、モダンな雰囲気がありつつも可愛らしさも表現できるという優れたネイルデザインです。テキスタイルにもいろいろありますが、花柄は特にポップアートに向いていると言えるでしょう。ヒナゲシの花は多くのテキスタイルに用いられているので、様々な色と組み合わせても相性抜群。ベースカラーはホワイトが良く用いられ、シンプルながらもハイセンスという北欧デザインを存分に指先で表現できます。