深爪になる原因
いつも深爪になってしまう方、癖で爪を噛んでしまうなど様々な原因があるようです。深爪の原因は以下のようなものがあります。
- 爪をむしり取ってしまう癖
- 爪を噛む癖がある
- 爪のフリーエッジ(白い部分)が伸びるのが嫌で、すぐ切ってしまう
- 楽器を演奏するので爪を伸ばすことができない
- 仕事上、フリーエッジを見せてはいけない
このように、癖によって深爪になってしまう方や、趣味や仕事が理由で爪を伸ばせない方がいます。趣味や仕事の場合、深爪でいることに正当な理由があります。
しかし、癖やストレスによる場合は「深爪を治したい」と思っている人が、多いのではないでしょうか。深爪になると爪が小さく見えるだけではなく、爪の中に雑菌が入りやすくなり炎症を起こす可能性もあるのです。深爪が続けば、健康な爪が生えにくくなってしまうこともありますので、深爪にならないように気を付けるようにしていきましょう。
深爪矯正のやり方
深爪の矯正は可能です。自分で深爪を矯正する方法は「ハイポニキウム」を伸ばすこと。ハイポニキウムは「爪下皮(そうかひ)」といい、その名の通り、爪の下にある皮膚です。
ハイポニキウムを伸ばすためには、爪を切るとき0.5~1ミリほど長さを残すのがポイント。それだけで深爪が矯正されていきます。しかし、深爪の方は無意識のうちに爪を噛んだり、むしり取ってしまったりする方がほとんど。
そこでおすすめなのが「人口爪の装着」です。自爪に人口爪をのせることで、爪を噛んだりむしり取ったりしづらくなるため、爪を強制的に伸ばせます。人口爪以外にも、ジェルネイルを施す方法もおすすめ。人口爪やジェルネイルはセルフでもできますが、ネイルサロンの方がきれいに施術してもらえます。
また、セルフで手軽に深爪矯正を行うなら、爪を補強するネイルケア用品を使用するのがおすすめ。マニキュアのように塗るだけで爪を補強してくれるので、深爪の改善に適しています。
補強用ネイルケア用品の使い方
- 爪の長さをやすりで整える(爪切り使用NG)
- 2~3日に一度重ね塗りを行う
- 7~10日、除光液で一度落として新しく塗り直す
どれくらいの期間続ければいいのか
爪は1ヶ月に約3ミリずつ伸びていきます。2~3ヶ月ぐらい伸ばしていくと、ネイルプレート(爪のピンクの部分)の範囲が広くなり、徐々に深爪が改善されていきます。
人によっては半年ほどかかる場合もありますが、慣れないうちは、爪を伸ばすことに違和感を覚えると思います。ですが、そこは深爪が矯正されるまでの辛抱です。深爪を治したい方は、ぜひチャレンジしてみてください。
また、原因のひとつにもありますが爪を噛んでしまう方など、癖を意識して噛まないようにしていかないと、いくらネイル補強を施しても無意味になってしまいます。生活習慣も同時に見直していきましょう。
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