きれいにネイルが写るポーズとは
「ネイルを撮るポーズ」と言えば、お決まりなのが、「指先をしっかり伸ばし、その上にもう片方の手を同じように重ねる」というもの。現在はこのポーズで撮影している人(店)が多いのではないでしょうか。
ただ指先をそろえるポーズでは、親指の爪が少し見えにくくなってしまうので、角度を変えてきれいに写る工夫が必要です。
「ネイルのデザインをすべてきれいに見せたい」というときは、爪を上向きにして、第一関節と第二関節で曲げるポーズが良いでしょう。物を軽く握るようなかたちのポーズです。これならば、すべての指を見せることができます。
写真に物語性を持たせたいという場合は、コップや服の裾を握って撮ることもあります。
ネイルをきれいに撮るための方法
背景
余計な物は映っていませんか?
特に、紙くずやネイルを作ったときに使ったネイルアート道具(ウッドスティックなど)は、よほどきちんと計算されて配置されていない限り、雑然とした印象を与えてしまいます。背景はきちんと片付けて、余計な物が写りこまないようにしましょう。
テーブルクロスやランチョンマットなどを使えば、おしゃれに見える写真が撮れるかも。
時間
撮る時間帯は、自然光がある昼間がベストです。フラッシュを使った撮影でも、きれいに撮ることは可能ですが、カメラに慣れていない人が撮影すると、白とびやぶれたりする可能性があります。また、ネイルが不自然に白く浮き出てしまい、周りが暗くなってしまうというデメリットもあります。
小物
小物を配する方法もあります。
基本的には「使い終わった後のネイルアート道具」をそのままにして撮影した場合、雑然とした印象になります。しかしきれいに片付けて、美しく並べた後に、ネイルと一緒に撮るとおしゃれな印象になることも。さらに、アイスやコーヒーなどを握ってとると、インスタ映えをする写真になりますよ。
また、お花やマグカップなどのかわいらしい小物と一緒に撮影するのひとつの方法です。
光
光の当たり方によってネイルの色がわかりにくくなります。キレイに見せるには、色がはっきりとわかるように撮影することがポイント。
フラッシュは焚かずに、自然光でとるとよいでしょう。
ネイルの写真は、ポーズ一つ、環境一つで出来栄えが違うもの。いろいろ試してみてくださいね。