アイシングネイルとは
ココアパウダーや着色料を加えて色を付けた焼き菓子のことをアイシングクッキーと呼びます。アイシングネイルの名前はその焼き菓子に由来しています。ネイルに砂糖が入っているのでは!?と思うほど美味しそうな色をしていて、ぷっくりとした柔らかみのあるデザインが優しい印象を抱かせます。
ネイリストである松田ようこさんが2014年頃に公開して人気に火がついたのですが、まだまだ知らない方も多いのではないでしょうか。ここではそんなアイシングネイルの特徴とやり方を紹介します。
アイシングネイルのやり方
アイシングネイルの一番の特徴は、ネイルから立体的に浮かび上がった模様です。似たようなものにニットネイルと呼ばれるニットの網目をモチーフにしたものがあります。
しかし縦に並んだドットと直線や八の字を組み合わせるニットネイルと違って、アイシングネイルにはこれといった決まりがありません。どちらもやり方は基本的に同じなので、ニットネイルをやったことがあるという方にはすぐにできると思います。
準備するもの
- ベースジェル
- カラージェル
- トップジェル
- マットコートジェル
- ネイルアート用の細筆
アイシングネイルのやり方
- 初めにベースジェルを塗って、カラージェルを2度塗りする
- トップジェルを塗って、マットコートジェルを塗る
- 文字やデザインを書き込む。より立体感を出すために最低でも2回は重ね塗り。
- マットコートジェルを塗って完成
ベースとなる色はやはりパステルカラーが無難です。黒や濃い目の色はチョコレートやソースに見立てて、ちょっとしたアクセントに使いましょう。細筆が太いようなら、つまようじのような先の尖ったもので作るのもおすすめです。
塗ったジェルは必ず硬化させましょう。UV・LEDライトで10~15秒程度。厚みが足りないと感じたら、さらに重ね塗りしてOK。貝殻や雪の結晶など季節ごとにアレンジを変えることができるのもアイシングネイルならではです。
アイシングネイルは通常のネイルに比べて時間も手間もかかります。厚みを出すために何度も重ね塗りをして、硬化させなければいけません。しかし、指先に広がる淡い色を見れば、その完成度に驚き、新たなアイシングネイルに挑戦したくなること間違いなしです。
指先から元気になれるアイシングネイルで気分転換をしてみてはいかがでしょうか。