美容スペシャリストな自分になるために
ちょっとした工夫で対策はバッチリ! ネイルポリッシュを最後まで快適に使い切る方法とは
ジェルネイルが大流行中の現在、たまには爪を休めるためにネイルポリッシュに切り替えようかな…と思ったら、ポリッシュがドロドロになっていたり固まっていたりしたことはありませんか?
せっかく買ったポリッシュなら、質の良い状態をキープしつつ、できればビンの底まで使いきりたいですよね。そこで今回はどうすればポリッシュを最後まで快適に使えるか、見ていきましょう。ネイリストを始めとしたネイルを愛する人にとって、きっと役に立つ知識になりますよ。
関連記事:ネイルポリッシュってどんなネイル?
ネイルにも使用期限がある!?
コスメの消費期限を守らないと、劣化したり健康に害があったりと大変。ですがポリッシュに使用期限は存在するのでしょうか? コスメと違って肌に直接触れるものではないので、いつまでも使えそう…そんな風に考える人もいるかもしれません。ですがポリッシュも劣化によって変色したり、ビンの中で分離したりすることがあるんです。少し残念ですが、そうなったら処分したほうが良いでしょう。種類によって劣化する時期は異なってくるものの、短いものでは1年ほどであり長いものであっても4~5年で使用できなくなります。その前に使い切るのがベターです。
関連記事:コスメの消費期限
最後まで使うには
中身を出す
ハケが届かないところまでポリッシュが減ってしまったら、100円ショップなどで手に入れられる小さなお皿や食品用ラップなどに少量出して塗ります。ポリッシュは空気に触れると固まる性質を持っているため、出す量は片手分ずつにしましょう。両手分を一度に出してしまうと、塗り終える前にポリッシュが固まってしまいますよ。
同じメーカーのものを混ぜる
うすめ液を切らしてしまった場合は、同じメーカーのポリッシュをブレンドしましょう。同じ色のものを使えばお気に入りのカラーを長く使えるようになりますし、違う色を混ぜればオリジナルのカラーを作ることができます。ここでのポイントは、必ず同じメーカー・同じラインのものをチョイスするということ。違うメーカーや違うラインだと成分が異なるため、不具合が生じやすくなってしまうんですね。購入の際はよく確認するようにしましょう。
メイク用の筆を使う
筆はフタについているハケよりも持ち手が長いため、ボトルの底までしっかり届きます。その上様々な太さがある筆なら、自分の塗りやすいものを選んで使うことができますよ。デメリットは、使い終わった後にいちいち除光液で拭って掃除をしなければいけないという点。それさえクリアしてしまえば、最後まで使いきるのにとても有効な方法です。
お湯につける
しばらく放置してしまって何となく固くなってしまったポリッシュ。心なしか蓋も開けにくい・・・という場合には、お湯につけてみるのも一つの手段です。40度くらいのお湯をためて、その中に10分程つけてみて下さい。蓋も簡単に開くようになり、そこで薄め液を使えばもう一度サラサラの状態でポリッシュを使えるようになるはず。ただ、温めすぎると瓶が割れてしまう可能性もあるので注意して下さいね!
劣化するのを防ぐには
保管場所
高温多湿の場所に放置していると、ポリッシュの劣化は早くなります。カラフルで可愛い瓶をインテリアとして飾りたい気持ちをぐっとこらえて、直接日光の当たらないような蓋つきのボックスの中に閉まっておくようにしましょう。とにかく、紫外線はネイルポリッシュにとって大敵です!なるべく風通しの良い、涼しい場所を探して保管するようにしましょう。
清潔さを保つ
ポリッシュを塗り終えた時、ボトルネックにポリッシュがついたまま蓋を閉めると、そこから固まっていってしまいます。使い終わったら除光液で拭って、つねにボトルはキレイな状態を保つようにしてくださいね。
うすめ液を使う
買った時と使い心地が違うとか、乾くまでに時間がかかるようになってきたと感じたら、うすめ液を使ってドロドロになることを防ぎましょう。固まったポリッシュの瓶の中に薄め液を数滴垂らしてくるくると回すことで、瓶の中のポリッシュがもう一度元の状態に戻ってくれます。100円ショップやドラッグストアでも手に入るので、ポリッシュを復活させたい場合や劣化を防ぎたい場合にはこちらを試してみても良いですね。ただし、何度もうすめ液を使うと発色や本来のツヤ感を損ねてしまうので注意が必要です。
しっかり密閉する
蓋がしっかり閉まっていないまま保管していると、中身が蒸発してしまいます。自分ではしっかり最後まで閉めたつもりでも、容器のふちに固まったポリッシュがついたままだと密閉できていない可能性が高くなります。使い終わって蓋を閉める前にはふちに付いたポリッシュを除光液で綺麗に拭き取ってから閉めるようにしましょう。
古くなったポリッシュの処分方法は?
全て使い切ったものも、劣化してしまって使い切れなかったものも、いずれは処分が必要になります。ポリッシュの場合、中身の液体は可燃ごみであり、外の瓶とキャップと刷毛は不燃ごみになります。そのため、まずは中身を全て出し切ることが必要。
そのまま排水溝に流すことは絶対に避け、古い新聞やキッチンペーパーにしみ込ませて処分するようにしましょう。ある程度出して、固まって中についてしまっているものに関してはそのままでもOK。
尚、中身を出す場合には必ず風通しの良い場所か換気扇を回した状態で行うようにしましょう。ポリッシュに含まれる成分が発する独特の香りを長時間嗅ぐことで具合が悪くなってしまうことがあります。また、引火の可能性もあるのでコンロやストーブの近くで行うことも絶対に避けるようにしましょう。
爪に塗る以外にも!最後まで使い切る意外な活用方法
余ってしまったネイルポリッシュ、色に飽きてしまって使わなくなったネイルポリッシュは、実は爪に塗る以外にも様々な活用方法があるんです!
処分してしまうのではなく、別の方法で役立ててみては?
コップや花瓶に塗ってステンドグラス風に
100円ショップで購入したシンプルなガラスのコップや花瓶に、マニキュアで色を塗るという活用方法。マニキュアが乾いたらトップコートでコーティングをすれば、洗っても消えてしまうことがありません。あっという間に簡単に、手作りのステンドグラスが完成しますよ。
間違えてしまったら除光液で消してやり直すことができ、間違えて肌に付いてしまってもお風呂で落とすことができるので、小さいお子さんがいる場合も一緒に楽しむこともできるはず。
ただし、肌に当たっても無害とはいえ、塗ったマニキュアが剥がれて口の中に入ってしまうと危険です。コップやお皿などの場合には、実際に飲み物や食べ物が当たる部分には色を塗らず、反対側に色を塗るようにしましょう。
その他、とってもお洒落なランプシェードも手作りできます♪ガラスの内側からランダムに色を塗ると、ランプを灯した時に周りに反射して幻想的な雰囲気に。ぜひ挑戦してみては?
ピアスやネックレスにも出来るマニキュアフラワー
ワイヤーとマニキュアで簡単にできるマニキュアフラワーの作り方をご紹介します。
1、ジュエリー用の細いワイヤーを用意して、花の形を作る
鉛筆や箸など、丸い形状のものに巻き付けると綺麗な丸が出来上がります。楕円形にしたい時は、指で少し曲げて好きな形に整えましょう。乾かす時にどこかに刺しておけるように、茎になる部分も作っておくと良いですね。
2、筆を横に持って、ワイヤーの表面にマニキュアの膜を張る
筆にマニキュアが付きすぎていると液体の重さで膜が破れてしまいます。適度に不要なマニキュアをとってから、ワイヤーに対して横向きに筆を動かすと◎
3、発泡スチロールやスポンジに刺してしばらく乾燥させる
全ての輪の中にマニキュアを塗り終わったら、マニキュアが乾くまでしばらく放置します。1で作成した茎の部分を発泡スチロールやスポンジに刺して、1時半程置いておきましょう。誤って手で触れてマニキュアの膜を破ってしまわないこと、乾かしている途中でゴミが入らないようにすることに注意してくださいね。
4、トップコートを塗る
完全に乾いたら、次はマニキュアの膜の上にトップコートをぬりましょう。マニキュアだけを塗るよりも表面にツヤが出て、より綺麗に仕上がりますよ。トップコートを塗った後も、同じように発泡スチロールやスポンジに刺して30分程度乾燥させます。
5、茎の部分をカットして完成
トップコートも乾いたら、スポンジに刺していた茎の部分をハサミでカットして、肌に刺さらないように先端部分を折り曲げます。
アクセサリーパーツ専門店で購入できるゴールドやシルバーのパーツと組み合わせて、ペンダントトップやピアスにアレンジしてみても良いですね。瞬間接着剤で花びらの真ん中にパールを入れると、より可愛くなりますよ♪
のり代わりにして、封筒をとめる
手紙を書いて封筒をのり付けする際にも、実はマニキュアが役立ちます。完全に固まってしまっているものだと使うことはできませんが、「爪に塗るにはちょっと固まってしまったかな…?」くらいならOK!
ちょんちょん、と封筒のふちに塗れば、のりがなくても封筒をとめることができますよ。
また、手紙を書く際に便箋をデコレーションするのにもマニキュアが一役買ってくれます。シンプルな白い便せんや封筒には、カラフルなマニキュアで少し装飾してあげると可愛く変身させることができますよ。液だれをしないように容器のふちで余分なマニキュアを取った後に、ちょんちょんと紙に色を乗せましょう。
LINEでの連絡がほとんどの今だからこそ、余ったマニキュアで可愛くアレンジした封筒と便箋で心のこもった手紙を書いてみても良いですね。
まとめ
お気に入りのポリッシュだったら、出来るだけ最後まで使い切りたいはず。使用期限を知って、その期限までに全て使い切るようにしましょう。
どうしても使い切ることができない場合には、今回の記事でご紹介したような方法で有効活用するのも◎肌や爪に塗らないのであれば、少し使用期限を過ぎていても使用することができますよ。
それでも残った分に関しては正しい方法で安全に処分してくださいね。
この記事に関連するキーワード
関連求人を探す