ネイルに興味を持ったり、ネイリストとして働き始めたりしたら、たくさんのネイルデザインを試してみたくなりますよね。たとえ単色カラーをのせただけでも、ネイルを施すだけで手元の印象は大きく変わってきます。
ですがいくらキレイになれるからといっても、社会人として守るべきマナーはありますよね。清潔感を欠いたネイルはお客様から悪印象を持たれますし、仕事をする上でトラブルを招いてしまうことも…。今回はネイリストにとってのNGネイルを紹介していくので、ネイリスト志望の人やネイルOKな会社に勤めている人はぜひ参考にしてみてください。
「不潔なネイル」は絶対NG!
ネイルに限ったことではありませんが、爪が伸びすぎて中にゴミが詰まっていたり、黒ずんだりしている指先はもちろん問答無用でアウトです。部分的に欠けて尖った状態のままになっている爪もキレイには見えないので、バッファーなどで角を取るように磨いておきましょう。
そして気をつけなければいけないのは、ジェルネイルが主な原因になって起こるグリーンネイルと呼ばれる爪の病気。グリーンネイルは細菌によって引き起こされる病気なので、人に伝染する上、見た目も悪く不潔な印象を与えてしまいます。爪が病気にならないよう適切な方法でネイルを施して、お手入れも欠かさないようにしてくださいね。
作業しづらい「長すぎネイル」
ネイリストが習得すべき技術として、スカルプチュアネイルやネイルチップをキレイに作るというものがあります。ですが、それらを自分の爪に施したまま接客するのはNG。爪が長くなってしまい、手先で細かな作業をするのが難しくなるからです。とくにネイリストは、ネイルケアから始まってトップコートを塗り終えるまで、様々な作業でネイルアートを施していくもの。指先で緻密な作業をする必要があるので、爪は邪魔にならない程度の長さにしておくのがベストなんです。
さらに、長い爪にはお客様を傷つけてしまう危険性も伴います。せっかく丁寧に接客をしても、そんなトラブルが起こったら台なしになってしまいますよね。安全を守るためにも、長すぎネイルには気をつけましょう。
目が疲れてしまう「派手すぎネイル」
何色ものカラーを使って施したカラフルなネイルは、パッと見たかぎりではかわいらしい印象だったとしても、長時間見ていると疲れてしまうことも。また、ラインストーンやスタッズ、ネイルパーツをふんだんに使ったネイルアートも、社会人として落ち着きが欠けているように見えてしまいます。ゴテゴテと派手すぎるネイルは、もしかしたら周りにいる人の集中力も欠いてしまうかもしれません。明らかな“やりすぎ感”のあるネイルアートはやめておいた方が無難でしょう。ネイルケアはしっかりと、ネイルはシンプルにさらっと仕上げるのが人に好印象を与えるコツですよ。