いまやファッションの一部として定着したネイルには、実に様々な種類やデザインがあります。大人気のジェルネイルや、セルフネイルでも手軽に楽しめるポリッシュネイルなど、ネイルの方法もたくさん。
でも、たまにはいつもと違ったネイルを楽しんでみたいと思うことはありませんか? 今回は貝殻を使ったネイルや針金を使ったネイルなど、一風変わったネイルの種類や方法をご紹介。自宅で簡単にできるネイルもあるので、ぜひ試してみてください。
夏の思い出を閉じ込めた「シェルネイル」
“シェル”とは日本語で貝殻のこと。貝殻やパールをモチーフにしたパーツを使ったネイルにすれば、夏のファッションに合った涼しげなネイルにすることができます。パステルブルーやターコイズブルーをベースカラーに使えば、さらに夏の雰囲気を満喫できますよ。
そんなシェルネイルですが、貝殻の形をそのまま使うのではなく、砕いた貝殻を使った「クラッシュシェルネイル」というものも注目を集めています。フレンチネイルのように指先に少しだけクラッシュシェルを散りばめたり、ベースカラーと合わせたクラッシュネイルを施したりと、様々な使い方ができます。クラッシュシェルはホワイトをはじめとして、ブルーやピンク、グリーンなどの多様なカラーがあるので、組み合わせて使うのもオススメです。
ネイルに針金!? 驚きの「ワイヤーネイル」
細い針金を曲げたり切ったりしてネイルに利用したものを、ワイヤーネイルと言います。ハート型やリボン、幾何学模様が簡単に作れるだけでなく、ネイルに立体感をもたせることができるので、簡単にいつもと違ったネイルを楽しむことができます。
このネイルに使う針金はなんでもOK! ホームセンターや100円ショップにあるワイヤーでも大丈夫です。ただし、太い針金を使うと加工が難しく、ネイルをした時の凸凹が大きくなってしまうので、細いタイプのワイヤーがオススメです。なんでも好きな形を作ることができるので、他のパーツやラメと組み合わせたり、いつものネイルにワンポイントとしてつけ足してみるのも良いですね。
マットな質感の「すりガラスネイル」
ネイルと言えば表面のツヤ感が特徴的ですが、職場やファッションによってはそのツヤ感が邪魔だなと思ってしまう場面もありますよね。そんなときは、表面をマットに仕上げるすりガラス風ネイルを試してみましょう!
すりガラスネイルの方法はとっても簡単で、いつも使っているトップコートをツヤ消し専用のトップコートに変えるだけ。お手軽にすりガラス風ネイルが完成します。また、ポリッシュにベビーパウダーを混ぜて塗るだけでも、すりガラス風のネイルができるので、プチプラで楽しむこともできますよ。
思わず食べたくなる「グミネイル」
卵焼きやイチゴ・バナナなど、食べ物をモチーフにしたネイルは人気ですよね。でも、本物みたいなフードネイルを見たことがある人は少ないはず。ネイルの表面にあるアレンジを加えることで、まるで本物のグミみたいな見た目のネイルを楽しむことができのです。
グミネイルの方法は2種類。まず1つ目は、表面をマットに仕上げることで“ツルツルグミネイル”にする方法です。方法としては、ベースはワンカラーでもグラデーションでも大丈夫なので、お気に入りのカラーに塗ります。その後ジェルネイルなどでぷっくりネイルにして、最後にマットコートを塗れば出来上がりです。
2つ目は、砂糖をまぶしたような“シュガーグミネイル”。こちらはベースカラーとトップコートの他に、シュガーパウダーが必要になります。シュガーパウダーは粒の細かいものの方がネイルに馴染みやすいですよ。まず、ベースを好きなカラーやデザインにした後にトップコートを塗りましょう。そしてトップコートが乾かないうちに、シュガーパウダーの中に爪を浸します。完全に乾いたら、余計なパウダーを落として完成です。
抜け感を楽しむ「クリアネイル」
ネイルを施すときはベースにワンカラーやフレンチネイル、グラデーションなどを使って楽しむことが多いですが、あえて何も塗らずにネイルをする方法として“クリアネイル”があります。クリアネイルでは、パーツを使って爪のオシャレを楽しみましょう。
クリアネイルを施す際は、まずは透明なベースコートを塗ります。そしてベースコートが乾ききらないうちにパールやストーンなどの細かなパーツを組み合わせて、最後にトップコートを塗れば完成です。爪のまわりを縁取るようにパーツを置いていくというデザインもできますね。また、全部をクリアネイルにしても良いですし、交互にベースカラーやクリアネイルを施すデザインにしてもオシャレに見えます。
砕いた貝殻を使った「クラッシュシェルネイル」や、まるで本物のような「グミネイル」、好きな形にしてネイルが楽しめる「ワイヤーネイル」など、様々な種類のネイルを見てきました。ぜひセルフネイルにも取り入れて、爪のオシャレを満喫してみてはいかがでしょうか。