手元全体の美しさは綺麗な爪から。女性ならば誰しも、艶のあるピカピカな爪を保っていたいものですよね。しかし自分でネイルケアをやってみると「爪が割れてしまった!」などトラブルに見舞われてしまうこともしばしば。そこで今回は自宅で出来る正しい“セルフネイルケア”の方法を紹介します。
セルフネイルケアの基本
ネイルケアはまず爪の形を整え、それから甘皮処理を処理するというのが基本的な手順となります。爪の形を整えるのに必要なのは“ヤスリ”と“爪切り”の2つだけ。どこの家庭にもあるような道具ですが、使い方次第でかなり綺麗な爪の形を作ることが出来ます。
まずは爪切りでカットしていき爪の形を整えていきます。この時に注意してほしいのは1度にたくさん切らないこと。爪が弱い人の場合は“ひび割れ”の原因となってしまうので、少しずつ端から切っていきましょう。爪を切る前にお湯で爪を柔らかくするのも効果的です。カットする長さは、ヤスリで削る分も考えて1mmほど長めに切ってください。
その後はヤスリで角をとっていくのですが、手の甲を上にした時に爪とヤスリの角度が45度になるように傾けて削っていきます。またノコギリのように何度も往復させるのではなく、1つの方向のみに動かしていくとより綺麗な仕上がりに。
爪の形を整えたら次は甘皮処理。甘皮とは爪の根本にある薄い膜のことで、しっかり処理してあげると爪が美しく見えます。ここで準備するのは甘皮を処理するための棒状のもの。ウッドスティックなどがあると便利です。やり方は簡単で、お湯で甘皮をふやかしたらスティックで押し上げるように取り除いていくだけ。また甘皮処理の専用リムーバーなども売っているので、利用してみましょう。
形を整えた後は爪をピカピカに!
ここまででも爪のお手入れとしては十分ですが、爪の表面を磨いてあげると光沢が生まれ、さらに綺麗に仕上げることができます。爪を磨く作業のことを一般的には“バッフィング”などと呼び、爪を磨くための道具を“バッファー”と呼びます。このバッファーを使って爪を磨いていくのですが、その後に“シャイナー”で磨いてあげるとより光沢が生まれ効果的。バッファーとシャイナーが1つになっているグッズも販売されており、とても便利なのでオススメです。
爪は乾燥に弱いので、最後にネイルオイルを塗るのも忘れずに。また日頃からハンドクリームを爪までしっかり塗ることで、綺麗な爪を保てますよ。日々のお手入れをかかさずに、ネイルアートにも負けない美しい“すっぴん”爪を手に入れてください。