美容スペシャリストな自分になるために

更新:2017.09.21

作成:2017.03.03

ネイリスト

面接ではどんな服装をすればいいの? ネイリストの正社員になる方法やメリット


手に職を持ちたい女性から人気のある職業「ネイリスト」ですが、近年では美容室やエステ系のサロンにもネイルのサービスが受けられる店舗が増えている傾向があります。ネイリストの需要が拡大している中で、「ネイリストの正社員になりたい!」と思っている人も多いはず。正社員として働けば、昇給やキャリアアップを目指せるので、モチベーションが上がりますよね。
 
そこで今回は「ネイリストの正社員になる方法」をご紹介します。どんな条件をクリアすれば正社員になれるのか、また正社員になった時のメリットや就職活動時に気をつけたいポイントまでも取り上げるので、ネイルサロンへの就職を希望している人は参考にしてみてください。

ネイリストの正社員になる方法とは?

ネイリストは美容師やアイリストとは違って取得必須な「国家資格」はありませんが、専門的な知識や繊細な技術が求められる仕事です。未経験者でも働けるサロンはありますが、現状は少なくなっている傾向があり、あってもアルバイト・パートに限られるところが多いようす。実際に求人を見てみると、「ネイリスト検定3級以上」や「サロンワーク・実務経験1年以上」などと定められているところが多いんですね。
 
経験や技術重視の業界なので、未経験で資格もない人はネイルのことを学ぶスクールに通うことをオススメします。スクールでは、ネイルに関する基礎的な技術・知識を学んだり、資格取得に向けた実習を受けたりできるので、スクールを卒業した後、万全の状態で就職活動ができるようになりますよ。中にはスクールに通いながら、ネイルサロンでアルバイト・パートとして働き、現場の空気や現役のネイリストの施術を見て経験を積む人もいるそう。主にネイリストのアシスタントや事務・受付を担当することが多いですが、研修を受けてお客様に施術できるレベルに達していると認められるとデビューできる場合もあるので、その後に「実務経験」として活かせますよ。
 

ネイリストの正社員になるメリットは?

ネイリストの正社員になった場合、まず気になるのは給与ですよね。ネイリストのアルバイトは時給にして800~950円が相場ですが、正社員になると初任給の相場が約18万円といったところ。また歩合制のところだと、お客様から指名があれば基本給にインセンティブが加算されるので、サロン内で人気のネイリストになると25~30万円というところも。しかしすぐに退職になる心配がなく、安定した収入を得られる上、働いているうちに給与アップを目指せるのは正社員ならではの魅力ですよね。
 
その他の待遇だと、女性にはありがたい「産休」や「育休」制度が整っているところが多いようす。女性が多い環境なので、出産や育児には柔軟な対応をしてくれるので、安心してお休みがもらえますよ。また正社員を対象にネイリストとしての見識を深めたり、資格を取得するための支援を行ってくれるサロンがあります。例えば、ネイリストの講師が行うセミナーに参加する費用をサロンが負担してくれたり、ネイリストの資格を取得すると「資格手当」を支給してもらえたりするんですね。さらにサロンによっては、勤めているサロンから独立して店舗を開業する際に、そのサポートをしてくれるところもあるとか。具体的にはサロンで経営のノウハウを学べたり、「フランチャイズ」として出店することを認めてもらえるとのこと。とはいえ、サロンによってどんな待遇が受けられるのかは変わってくるので、自分に好ましいサロンを探してみるといいでしょう。

就職活動で押さえておきたいこと

いざ就職活動をしてサロンに応募すると、次には面接の場が待っています。面接はあなたの人となりやあなたの熱意が見られる機会なので、いかに失礼がなく誠意を伝えられるかがポイント。多くのサロンが面接で質問することは「なぜネイリストになりたいのか?」「なぜこのサロンで働きたいのか」という点なので、ネイリストを目指すキッカケとなった経験談や応募したサロンの魅力を具体的に伝えられるようにするといいですね。
 
また、面接に行く際の服装選びも重要です。実技のテストを行う場合があるので、私服でOKとしているサロンもありますが、特に指定がなければスーツで向かうといいでしょう。また外見で気をつけたいことは「爪」。これからネイリストとしてデビューを目指している人の爪が何もケアをしていない状態だと、面接官に「意識が低い」と見なされる場合があります。綺麗な状態にして、シンプルなデザインのネイルを施しておくといいでしょう。その他にも、面接官から実際にデザインしたネイルを見たいと言われる場合もあるので、特に指示されていなくてもネイルチップを持参しておくのが無難。さらにそのサロンがどんなネイルデザインに力を入れているのか、といった傾向を把握して、それにあったデザインのネイルチップを提出するといいですよ。
 
画像出典:WorldSkills UK / Nail Enhancements (from Flickr, CC BY 2.0)WorldSkills UK / Vickie Roberts (from Flickr, CC BY 2.0)Quinn Dombrowski / What, feet too?? (from Flickr, CC BY 2.0)

Author:美プロ編集部

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