ビジネスマナーで失敗しない名刺交換の仕方

名刺交換の仕方

　

ここでは名刺交換の方法を実際の流れにそって開設します。

訪問前に準備すること

名刺を忘れない、切らさないこと

名刺を切らしたり、忘れるのは社会人のマナー以前の問題。名刺を忘れるのを防ぐために、最低でもカバンやデスク、スーツのポケットに名刺を入れておきましょう。そうすることで、予備の名刺をストックしておくことができます。また、発注する際は、名刺が切れないように多めに作っておくとよいでしょう。渡す前には、事前に名刺が汚れていないかも要チェックです。

名刺を交換するときの順番

訪問者から目上の人への順番で渡すこと

名刺は目下の人から渡すのがマナー。ビジネスの世界では、仕事やお金をいただく立場にいる人が目下にあたります。また、部長や新人など営業側の人が複数いる場合、役職が高い順に名刺を渡していくのが一般的です。

名刺を渡すとき

机を挟まず、低い位置で名刺を受け取ること

名刺交換は机やテーブルを挟まずに行いましょう。
相手側へ移動し、名刺を差し出します。その際、相手が差し出す名刺の高さより低い位置で差し出すことがポイント。名刺を渡す際、社名と部署名を述べたあとフルネームをしっかり名乗るようにしましょう。同時に交換する際は、右手で名刺を差し出して、左手で名刺を受け取るようにしてください。

名刺を受け取ったあと

相手側の着席順に並べる

着席したあとに、名刺を自分から見て左手に並べましょう。また、複数の名刺を交換したときには、名刺入れにしまう名刺は、立場の高い人の名刺を上に置きます。

名刺を受け取るときの注意点

Robert Scoble / Salesforce.com CEO Marc Benioff exchanges business cards(from Flickr, CC BY 2.0)

　

名刺を受け取るときの注意点についてまとめました。

1. 名刺を受け取る相手の会社名やロゴ、名前の上に指を置いて受け取るのはNGです。
2. 受け取った名刺にメモを書きこまない
   →付箋に、その人の見た目や印象を記載するのがベターです

名刺を渡すときの注意点

　

名刺を渡すときの注意点についてまとめました。

1. テーブル越しに名刺を渡さない
   →しっかり相手の目の前に立って渡すようにしましょう
2. 財布やポケットから名刺を直接出してはいけない

Author：美プロ編集部