なぜチリチリになるの?
ここでは髪の毛がチリチリになる6つの原因を紹介します。
パーマやカラーなど繰り返し行うことによるダメージ
髪の毛の80%以上はタンパク質で構成されています。タンパク質は熱や圧力を加えると形状が変化しやすくなります。ドライヤーや紫外線、カラー・パーマ・縮毛矯正の薬剤の働きにより髪が傷みチリチリに。髪の内側にある水分やタンパク質が流出しスカスカになり、髪にハリや弾力がなくなります。
加齢
お肌が加齢により変化するのと同じで髪や頭皮も20代後半から変わります。加齢とともに頭皮がたるみ、毛穴の形が歪んできます。そのため、毛根からうねりが生じチリチリになってしまうのです。
毛穴の汚れ
毛穴の形のほかに毛穴の汚れにも注意しなくてはなりません。シャンプーやトリートメントのすすぎ残しや整髪料などが毛穴に詰まり、酸化して固まります。髪の毛が正常に生えてこないので髪がうねってチリチリの原因に。
ホルモンバランスの変化
産後は肌と髪の毛に変化がでることがあります。女性ホルモンの減少により、髪に栄養が行き届かなくなり、うねりやチリチリといった髪質に影響がでます。ホルモンバランスが整えば半年~1年くらいで通常の髪質に戻ることが多いです。
ストレス
ストレスも髪の毛に影響します。交感神経が働き緊張状態になると血管を収縮させ、血液の流れが悪くなるのです。
遺伝
くせ毛は優性遺伝なので、直毛よりくせ毛の方が遺伝するといわれています。
チリチリになった髪の直し方
チリチリになった髪を改善する方法を紹介します。
毎日のシャンプーを見直す
シャンプーは頭皮に優しいものを選びましょう。アミノ酸系・無添加のシャンプーがおすすめです。市販のシャンプーは洗浄力が強いので、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。爪を立てずに指の腹で洗うよう意識しましょう。しっかりすすぐのも忘れずに!シャンプーをする前に、頭皮をマッサージすると毛穴が開くので汚れが落ちやすくなりますよ。
キレイな髪の毛をつくるドライヤーの方法
ドライヤーの熱はダメージの原因に。まずはタオルで髪の水分を取りましょう。髪をゴシゴシこすらないように注意してください。つぎにドライヤーをあてる際は髪から20cmほど離し、根元から素早く乾かします。8割ほど乾いたら冷風をあてて終了です。最後に冷風をあてることにより髪のキューティクルが収縮するのでツヤのあるキレイな髪になります。