美容スペシャリストな自分になるために
ヘアメイクでまとまらない剛毛を抑える方法
剛毛とは?
そもそも剛毛とは何でしょうか?
髪質には太くて硬い剛毛と、細く柔らかい軟毛があります。髪が硬くて太いのはタンパク質がしっかりと結びついており、キューティクルの層が重なっているため。コシがありとても丈夫で健康な髪ということなのです。軟毛はキューティクルの層が薄いので枝毛なりやすく傷みやすい髪質です。
自分の髪が剛毛なのか軟毛なのか分からないという方は簡単にセルフチェックすることができます。まず、乾いた髪の毛を1本用意し、髪の毛を指にくるくる巻き付けてください。指を離した時に巻いた髪の毛がすぐに元に戻る人は剛毛、しばらくそのままの状態の人は軟毛です。
剛毛を抑える方法
剛毛が健康な髪だと知っても、扱いやすい柔らかい髪になりたいですよね。ここでは剛毛を抑える方法を紹介します。
シャンプーを変える
シャンプー剤は、石けん系・高級アルコール系・アミノ酸系の3種類に分けられます。3つの中で剛毛の方におすすめなのは「アミノ酸系シャンプー」です。石けん系と高級アルコール系のシャンプーは洗浄力が強く過剰に皮脂を取ってしまううえ、髪のタンパク質を溶かしてしまうのです。アミノ酸系シャンプーは2つと比べると洗浄力は弱いですが、保湿力が優れているので髪や頭皮のうるおいを保ちながら洗えます。広がる髪もしっとりまとまりパサつきも抑えてくれるので剛毛の方に試してもらいたいシャンプーです。
シャンプー後にトリートメントをする
髪に油分などを浸透させると髪内部の水分量が安定するので、まとまりやすくなります。すぐに効果は出ませんが、続けることで髪の毛も変化するのでぜひ試してみてくださいね。
ドライヤーを上手に使う
髪の毛を洗った後は、なるべく早めに乾かすことが大事です。ただドライヤーをあてて乾かせばいいというわけではありません。髪はタンパク質でできているので、ドライヤーの熱をあて続けると髪が硬くなってしまいます。ドライヤーと髪の毛は20cmほど離し、根元から毛先に向かってあてていきましょう。8割くらい乾いたら冷風に切り替えてください。ドライヤーをする時間は短い方がいいので、タオルドライをおすすめします。
プロに頼る
自分ではどうしようもない場合はサロントリートメントを受けてみましょう。プロの施術をうけたあとで、自宅でケアしていくことで、美髪に近づくことができます。