目元のメイクで顔の印象は大きく変わります。そのため、女性にとってビューラーは必須アイテムです。しかし、ビューラーはポーチの中でかさばってしまうため、「持ち歩きたくない」という人も多いはず。このページでは、ビューラーを使用しなくてもまつげを上げる方法をまとめました。ぜひ参考にしてください。
INDEX
■まつげはビューラーなしでも上げられる
■ビューラーなしでまつげを上げる3つの方法
■ビューラーなしでまつげを上げる時の注意点
■あえてすだれまつげのメイクを楽しむ
まつげはビューラーなしでも上げることができる!
まず、まつげはビューラーなしでも上げることが出来るのか?その答えは「できます」!もちろんビューラーやカーラーで上げたようにしっかりとカールをつけることは難しいですが、メイクに困らない程度にまつげを上げることが可能なのです。
ビューラーがなくても簡単にまつげをカールできれば外出先でも安心です。また、ビューラーを使ってまつげをカールさせることは日々少なからずまつげに負担をかけてしまっています。毎日ビューラーを使ってカールをつけるのではなく、たまにはマスカラや指を使った方法でまつげを休ませてあげても良いかもしれません。「最近ちょっとまつげが弱ってきているかも・・・」と思う方も、ぜひ、以下のような方法を試してみてくださいね。
ビューラーなしでまつげを上げる3つの方法
ここからは、ビューラーがなくてもまつげを上げられる3つの方法をご紹介します。
1、スプーンを使う
小さめのスプーンのカーブしている部分を使ってまつげを上げる方法。出先でまつげのカールが取れてしまった時の応急処置です。レストランなら必ず用意されているであろうスプーンをお借りして、こっそりお手洗いで直しましょう。
スプーンのカーブしている部分は目のカーブ部分と似ているため、フィットしやすく自然なカールになりますよ。
やり方
- スプーンをこすって人肌程度に温めます。
- スプーンのくぼみ部分を利用してまつげを曲げ、毛先に向かって何回か挟みます。
- 上まつげはスプーンを被せるように当て、スプーンを少しずつ上に向けるようにして引き上げます。
- 下まつげは下からスプーンをすくようにして当てると上手くカールがつきます。
※根元は数秒間押さえ、指に熱が伝わるようにしてゆっくりと行うとキレイにできますよ
ティースプーンやデザート用の小さなスプーンがあれば、そちらの方がカールをつけやすいかもしれません。また、もしライターがあれば丸い部分を3秒ほど熱してから行うとホットビューラーの効果も期待できますよ。ライターがない場合は、お湯の入ったマグカップにしばらくスプーンをつけておくのもおすすめ。
熱し過ぎたり、冷める前にまぶたに当てるのは大変危険なので、数秒熱する→数秒冷ますという工程を必ず経てから行うようにしましょう!
2、マスカラを使う
マスカラブラシを使用して行います。マスカラは固まればその形状をキープするようにできているので、まつげをぐっと上げたまま固まるまで待てば自然にカールを付けることが出来るのです。
使い方としては、ブラシを取り出す前に、容器口のところで曲げて行います。スプーンのようには上向きになりませんが、普段からナチュラルメイクの人ならばマスカラブラシだけでも十分まつげが上がっているように感じられるはず。
やり方
- ブラシの毛がついている部分を45度に曲げます。
- ブラシが曲がっている部分で、まつげの根元から押し当てるように持ち上げます。
- 押し上げるようにマスカラを塗るという動作を、何度か繰り返します。
※まつげの毛先に向かって何回かに分けてやると、キレイに仕上がりますよ。
このようにブラシを手で曲げてしまっても、ケースに入れればまた元通りになります。ただ、毎回曲げているとブラシの根元が弱って折れてしまうことがあるので、この方法はあくまでビューラーを持参していない時のみにしましょう。
3、指を使う
指を使ってまつげを上げる方法です。普段はビューラーを使ってしっかりとカールをつけるという方には、こちらの方法がおすすめ。指先が汚れてしまうので、目元についたりしないよう拭き取りながら行いましょう。
やり方
- 指をこすって温めます。
- まつげにマスカラをつけます。使用するマスカラは「カールキープタイプ」がおすすめ。
- 自分の人差し指をまつげの根元に押し当てて、10~30秒キープ。
- まつげの根元、中間、毛先と3段階に分けてカールしていきます。
※マスカラが乾く前に手早くやるのがポイントです。
いかがでしたか?上記の方法だと、ビューラーほどしっかりとしたカールはできませんが、ナチュラルにくるんとカールさせることが可能。しっかりカールをさせようとして無理矢理指で引っ張ったりしないように注意して下さいね。
ビューラーがなくても簡単にまつげをカールできれば外出先でも安心です。また、ビューラーを使ってまつげをカールさせることは日々少なからずまつげに負担をかけてしまっています。毎日ビューラーを使ってカールをつけるのではなく、たまにはマスカラや指を使った方法でまつげを休ませてあげても良いかもしれません。
「最近ちょっとまつげが弱ってきているかも・・・」と思う方も、ぜひ、試してみてくださいね。
ビューラーなしでまつげを上げる時の注意点
ビューラーを使わずにまつげを上げる時、注意したいポイントがいくつかあります。以下のようなことに気を付けながらまつげをカールさせてみましょう。
・マスカラはカールキープの高いものを選ぶ
マスカラにも、ロングタイプやボリュームタイプ、お湯で簡単にオフできるフィルムタイプなど様々なものがあります。あまりにもお湯で落としやすいものだとカールも取れてしまいやすいので、カールキープ力の強いマスカラを1本持っておくと良いでしょう。
・無理矢理カールをつけようとしない
ビューラーほどの威力はないとは言え、指で無理矢理引っ張ったりマスカラのスティックでぐいぐい押し上げたりするとまつげにダメージを与えてしまいます。ビューラーと同じようなカールがつかないことを理解した上で、自然なカールをつけるようにしましょう。
・まつげを触る前は手を綺麗に洗う
目元はとても繊細なので、汚れがついたままの指でまつげや目を触ると菌が付着して炎症を起こしてしまうことも…。目の腫れや赤みの原因になるので、必ず指でまつげを上げる前には綺麗に手を洗うことを徹底しましょう。
あえてカールをつけず、すだれまつげメイクを楽しむ
指でカールをつけようとしたけれど、やっぱりうまくいかないという方。その場合は、あえてまつげを下向きのままにしていくことも1つの手です。カールを付けないまつげには「すだれまつげ」というれっきとした名前がつけられていて、ナチュラルで魅力的と言われることも多いのです。
水平方向よりも下向きにまつげが生えていることも多いのが日本人の特徴。その特徴をあえてそのまま活かして、伏し目がちのメイクを楽しんでみても良いですね。
すだれまつげは、奥二重や一重まぶたの人にもぴったり。マスカラを根本からしっかり塗ることでアイライン効果も期待できるので、アイライナーで目を囲むようなメイクをするのではなく、あえてマスカラとアイシャドウだけのアイメイクに挑戦してみては?根元からしっかりまつげを立ち上げた濃い目元ではなく、いつもと少し違ったアンニュイな目元を演出することができますよ。
関連記事:すだれまつげの魅力を引き出す