アートメイクで「消えないアイメイク」を作る!
アートメイクとは、「肌の表面に色素を打ち込んでいき、着色する」という方法です。眉毛に打てば理想通りの眉毛を好きな色で作り上げられますし、アイライナーを引いている部分に打ち込めば洗顔をしても落ちないアイラインが作れます。アイラインは失敗してしまうと、引き直すのがなかなか面倒ですよね。その手間を除くことができる意味で、アートメイクは非常に役立つと言えるでしょう。
また、この方法は肌に打ち込んでいるため、汗をかいてもメイクが落ちてしまうということがありません。プールや海などに入っても、「大きな目」「しっかりとした美しい眉毛」を保つことができます。
アートメイクは「入れ墨」と同列に語られますが、少し違います。アートメイクはあくまで肌の「表皮」に入れるものであるため、しばらくすると薄くなってしまうのです。目安は2~3年だと言われていますが、薄くなっても、それをリードに眉ペンで書いている人もいるようです。
アートメイク、その注意点と消し方、トラブル
アートメイクは「目が小さいこと」「目の周りが地味であること」などに悩む人には、非常に心強い味方となるものですが、注意点もあります。
アートメイクはしばらくすると薄くはなるものの、除去のためにはレーザーでの照射が必要になることもあります。アートメイクの場合は濃い色を入れることが多いため(そうでなければ「アイライン」として活用できないので)、レーザーでの照射であっても完全にとりきることは難しいと言われています。そのため、不可逆性の高い手術と言えるのです。
それ以外でも、「皮膚にトラブルが出た」とクレームも寄せられています。
このような問題は、「医師免許を持たない人」が行う施術に多いと言われています。本来アートメイクは「医療行為」にあたるため、医師免許を持っていなければやってはいけないものです。実際に逮捕者も出ていますし、国民センターからの警告も出ています。
アートメイがしたい!を思っている人は、施術者が医師かどうか確認してから行うようにしましょう。
アートメイクを消せない、という問題を避けるのは難しいかもしれませんが、皮膚トラブルは未然に回避することができます。目先の料金やサービスだけでなく「安心」できるところなのかも確認してから、施術を受けるようにしましょう。