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「目」から美しさを作る! アイリストの仕事と資格取得

アイリスト

アイリストってどんな仕事?資格の概要

アイリストとは、文字通り「目」に関わる仕事であり、資格です。主にまつげに着目をして、まつげエクステンション(いわゆる「まつエク」)をしたり、まつげにパーマを当てたりします。

美容室でもこのような施術をやっていますね。

繊細で傷つきやすい「目」「まつげ」を美しくするための専門的な技術が必要となるため、現在は日本アイリスト協会がその資格を主催しています。

アイリストになるためには、美容師の免許が必要です。2015年までは美容師免許がなくても受験できましたが、現在は「美容師資格を持っていない者が施術をすることは、美容師法に違反する」という考えがされており、受験条件が厳しくなったのです。

いい加減な施術は、ともすれば眼球自体を傷つけてしまいかねません。国家資格である美容師免許を持っている人しか受験できないようにしたのは、協会の英断と言えるでしょう。

ただし「まだ美容師免許は持っていないが、美容師の養成課程を卒業した人や在籍している人」は受験できます。

(実技試験を伴わない3級のみ、美容師資格がなくても受けられます)

アイリストの資格は4段階

上でも少し触れましたが、アイリストの資格には段階があります。

まず、一番下位の資格である「3級」。受験費用が比較的安く、4000円もしくは6000円で受けられます。(安い方は、同協会の会員である場合の料金。高い方は一般料金です。以下同)

3級は実技試験を伴わないため、協会が主催する資格のなかでは唯一、美容師免許がなくても取れる資格です。

2級からは美容師免許が必要です。また、エクステンション(まつ毛用)の道具や、モデルも用意する必要もあります。受験費用は16000円、もしくは22000円です。

さらにその上の資格である1級は、2級をすでに取得している人のみが対象。また、協会の会員にならなければ受けられません。受験料は20000円です。

最上位資格は、認定講師の資格です。これは1級をとっており、さらに、協会やアイリスト業界を世に広く知らせることができる人に限られています。単純に「技術」だけを問うのではなく、面接や小論文などがテスト項目に入ってくるため、美、特に「目の美しさ」をどのように考えているのか、自分の目指すところはどこなのかを、言語化して説明できる能力も求められます。

受講料は35000円。対策セミナーを受けるのであれば、20000円が加算されます。

アイリストの資格合格率は、2級で7割程度、1級で3割程度だと言われています。

認定講師の資格はもっと厳しく、6人に1人程度しか受かりません。

資格取得のためには、実技と筆記、両面の勉強が必要です。

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