アイリストが一人前と言われるには、どのようなスキルが必要なのでしょうか?現在アイリストの人、これからアイリストになる人は、今の自分に当てはめて考えてみましょう。
施術スキルを磨く
技術面は、お客様からの満足度や指名数、売上などで評価されることが多いです。しかし、技術があるのにも関わらず、雑務などにメインで関わっていたり、経験が浅い人はなかなか自分のスキルを示すのが難しいでしょう。その場合は、資格など証明できるものによって示すことができます。
アイリストは、JLAのアイデザイナー技能検定などさまざまな検定試験があります。
サロンで働く一定のレベルがクリアしているといわれている2級、経営者やアイリストのプロとして働ける高いスキルを示せる1級、講習やセミナーなどで講師として活躍できる公認講師など。
検定試験の内容は以下の通り。これを基準として、技術向上を目指しましょう。
- 【2級】60分以内に上まつ毛を両目に50本、20分以内にオフ
- 【1級】60分以内に上まつ毛を80本以上、下まつ毛20本以上オン
接客スキルを磨く
お客様の満足度をあげるには、施術だけではありません。お客様にとって、「居心地のいい」空間をつくるためのちょっとした気遣いだったり、悩みに対するアドバイスなど、「来店してよかった」「また来たい」と思ってもらうためのアクションが必要です。
お客様の属性を把握して、一人ひとりにあった接客を行うことがポイント。前回サロンに訪れたときの話の内容をメモし、再度来店したときに「この前お話されていた○○ってどうでした?」と引き出せば、お客様にとってもマニュアル通りの接客ではないと感じ、うれしいものです。
一人前のアイリストになるために
お客様の満足度がひとつの基準となるでしょう。そのためには、施術スキル・接客スキル、両方欠くことはできません。
一人前になると、独立やアイリストの講師としての活躍など、さらなる道を開くことができます。毎日、一歩ずつ経験を積み上げていき、一人前を目指しましょう。