美容スペシャリストな自分になるために
まぶたをマッサージしてまつ毛を育てよう
まつ毛を長く丈夫にするには、まぶたのマッサージが良いと言われています。まつ毛はただでさえ抜けやすく、アイメイクで傷みやすいので、積極的に取り入れたいものです。その効果と方法を紹介します。
マッサージで必要な栄養を届きやすくする
まつ毛の成長期はわずか2ヶ月前後と短く、休止期に入ったまつ毛は自然と抜け落ちます。また、毛穴に埋まっているのはわずかに2㎜程度なので、ちょっとした衝撃で抜けてしまいます。
わずかな寿命の間に、まつ毛を太く長く育てるには、十分な栄養が必要です。栄養は血流に乗って、まつ毛の毛根に運ばれます。もし血流が滞ってしまうと、栄養が届かないだけでなく、目の周りの筋肉も凝り固まってしまいます。老廃物が溜まってしまうからです。
そこで、マッサージによって血液とリンパの流れを良くして、老廃物と入れ替わりに新鮮な栄養が届くようにします。これで、まつ毛が育ちやすくなるでしょう。
血液やリンパの流れを良くするマッサージを
同じまぶたのマッサージでも、まつ毛の成長を意識するなら若干やり方が異なります。例えば目の疲れを解消するのであれば、目の周りの「眼輪筋」をほぐす要領で行いますが、まつ毛の場合は、血液やリンパの流れに沿ってマッサージします。
まずは、蒸しタオルを目元に乗せます。水で濡らして絞ったタオルを電子レンジで温めると簡単に作れます。まつ毛の毛穴の汚れを浮かせる効果もあります。5分ほど温めたら、親指の腹で眉毛の下あたりを目頭から目尻に向けて、優しく押していきます。目の周りは皮膚が薄くてデリケートなので、力加減に注意しましょう。
次に下まぶたの骨の辺りを、同じく目頭から目尻まで順番に押します。いずれも溜まった老廃物を、目の外側に向けて流すイメージです。最後に目尻からこめかみ、耳の後ろの順番で指を滑らせるように押し、耳の後ろから握りこぶしを作って、鎖骨へ老廃物を流します。
せっかくマッサージでまつ毛周辺の血流が良くなっても、普段の食生活が乱れていたら意味がありません。1日3食を規則正しく食べるのはもちろん、まつ毛の原料となるタンパク質やミネラル、ビタミンを意識して摂りましょう。さらに 十分な睡眠を取ると、まつ毛の成長が促されます。
内側にもアプローチして丈夫なまつ毛にしよう
まつ毛のケアといえば、美容液を塗るなど外側からのアプローチが思い浮かぶでしょう。まぶたのマッサージで血行を良くして、内側からまつ毛の成長に必要な栄養を届きやすくするのも同じくらい大事です。
やり過ぎは逆効果なので、1日1回を目安に行います。さらに必要な栄養を摂って、睡眠で代謝を促せば、長くて丈夫なまつ毛が期待できるでしょう。
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