一体、日本人のまつげの平均本数はどれくらいなのか、自分のまつげは平均に達しているのか気になるところです。平均本数を知っていれば、どれくらいまつげを増やせば良いのか1つの目安になります。
まつげを多く見せたい方や増やしたい方は、どんな対策があるのか詳しく見ていきましょう。
欧米人より3~4割少ない日本人のまつげ
日本人のまつげの本数は、片目につき平均で上が100~120本、下が30~40本くらいです。あくまでも平均であり、多い人は上下合わせて200本以上、少ない人は100本以下しか生えていない場合もあります。これは、欧米人に比べると6~7割程度の本数しかありません。
まつげは他の体毛と同じように、発毛サイクルがあります。表面上に出ているのは成長期にある毛で、休止期に移行すると自然に抜け落ちてしまいます。その期間はわずか2ヶ月しかありません。けれども、すぐに代わりのまつげが生えてくるので、実質的な本数は変わりません。
対策1.まつげの本数に合わせて適量の「まつげエクステ」を付ける
まつげエクステをつけるなら、平均を基準に本数を決めます。例えば、自分のまつげが少なくて、日本人の平均並みに増やすなら片目あたり30~40本が自然です。欧米人並みにするなら、個人差もありますが最大でも日本人の1.5倍以内にとどめましょう。だいたい片目で60本くらいです。それ以上は不自然で、年齢を重ねるにつれ多すぎると違和感が出てきます。
まつ毛エクステの本数をたくさん付けたいけど、自まつげがそもそも少ないという方もいると思います。そんな時に役立つのが「Yラッシュ」というタイプのまつげエクステです。Yラッシュのエクステは、先端がY字型に分かれているので、1つで2倍に増やせて本数を稼げます。
ですが、Yラッシュは重さがあるので自まつげ1本に対する負荷はかなりかかってきます。なので、まつげエクステをつけた時は良くても、時間が経つにつれ重さで下がってしまったり、色んな方向に向いて絡まったり、自分のまつげも一緒に抜けてしまう事がデメリットでもあるようです。つける際は、リスクも考慮しておきましょうね。
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対策2.少ないからこそ「美容液」で健やかなまつげを育毛
できれば、まつげエクステやYラッシュに頼らず、自分のまつげで勝負したいものです。そもそも自分のまつげが丈夫でなければ、まつげエクステもYラッシュもつけづらく、すぐに取れてしまいます。そのためには、普段からまつげを健やかに保つのが大事です。
例えば、ゴシゴシこすったり、引っ張ったりせず、まつげが成長期を終える前に抜けてしまうのを防ぎます。まつげが傷まないように「美容液」や「トリートメント」でケアするのも効果的です。規則正しい生活と睡眠や食事で、まつげの修復や成長を促しましょう。
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対策3.まつげを増やす「食べ物」で体の内側から栄養を
まつげにとって最も栄養価の高いものは「タンパク質」。タンパク質で形成されているまつげを育てるには、「大豆類」や「海藻」といった食材が成長をサポートしてくれます。
すぐにまつげが伸び始めるわけではありませんが、コツコツ毎日食事に取り入れることで健康的なまつげを作ってくれるのです。まつげが健康的だと、その後マツエクを付けたとしても長持ちします。
今まで、まつげエクステやマスカラで毛量を増やしてきた人はまつげ自体も弱っています。体の内側から栄養を与えてハリのあるまつげを育てましょう。
まとめ
日本人のまつげの平均本数は、上下合わせて100~200本くらいです。まつげエクステで、自分のまつげでは足りない本数を補うにしても、まつげに負荷をかけないように自分のまつげやメイクなどを併せて、ナチュラルに見えるものにしていきましょう。
そして、限られた自分のまつげにエクステを効果的につけるためにも、普段から自分のまつげを丈夫にしておきましょう。毎日のケアがとにかく大切です。無意識にまつ毛を抜いたりしている人も要注意です。生え変わりの周期を乱さないよう、自然に抜けるまでは引っ張ったりしないようにしてくださいね。