うっかりまつ毛を焦がしてしまうのは、決して珍しいことではありません。部分的に焦げると見た目が悪くなるので困ってしまいます。果たして元通りになるのでしょうか。それまで、どのようにカバーすれば良いのでしょうか。
焦げやすいから炎に気をつけて
タバコのライターやキャンドル、フランペ、料理中の思いがけない炎が顔面を直撃すると、顔が熱いと感じる前に髪の毛や眉毛、まつ毛など、体毛が焦げてしまいます。顔の皮膚は水分や油分で守られていますが、体毛は水分が少ないため、瞬間的な炎でも簡単に焦げるのです。
まつ毛が焦げると、焼けた時の熱でチリチリに縮んでしまいます。そのまま残してしまうのは見栄えが悪いので切るしかありません。眉毛用の細かくカットできるハサミを使って、焦げてない部分まで切らないようにしましょう。
まつ毛が焦げてしまった時のカバー
まつ毛が焼けた跡は、そこだけ長さが短くなって目立ってしまいます。ある程度の長さが残っていれば、エクステをつけてカバーする方法もありますが、まつ毛の再生を促すためにも、つけない方が望ましいでしょう。ちなみにエクステが焼けたら、自分のまつ毛が傷んでいない限り、オフしてつけ直しできます。
ロングタイプのマスカラは、自分のまつ毛にファイバーを継ぎ足して伸ばすので、焦げたまつ毛のカバーに最適です。生え際から先端に向かって丁寧に重ねます。焦げたのが下まつ毛の場合、マスカラでは滲みやすいので、つけまつ毛で補うのが無難です。部分まつ毛や、必要な長さにカットしたものを使いましょう。
元通りにするには日頃のケアが大事
まつ毛は約2ヶ月の短いサイクルで生え変わります。たとえ焦げても毛根がダメージを受けていなければ、元通りになるでしょう。メイクを落としたら、美容液で有効成分を与え、トリートメントで保護して、健やかに成長するよう助けます。美容液の中には生え際に塗って、発毛を促すタイプもあります。
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外側からだけでなく、内側からもまつ毛に栄養を送りましょう。体毛の原料となるタンパク質やヨード、ビタミン類やミネラルを意識して摂りたいところです。目元の血行を良くするのも大事です。睡眠を十分に取れば、その間にまつ毛の修復が行われます。
まつ毛は再生するから心配しないで
まつ毛をはじめ、体毛は焦げやすいので、炎の扱いには注意が必要です。焦げてチリチリになった部分はきれいに取り除き、マスカラやつけまつ毛でカバーしましょう。同時にまつ毛をケアして、再生を助けます。
まつ毛は短いサイクルで生え変わるので、2ヶ月もすれば元通りです。毛根に働きかける美容液を使えば、もっと早く発毛が期待できるでしょう。同時に規則正しい生活で栄養補給をして、新陳代謝を促せば効果的です。
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