つけまつげはテープで貼る方法もあります。もちろん、つけまつげ専用のテープです。のりを使うよりもつけ外しが簡単で手も汚れませんが、デメリットは無いのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
テープでつけまつげを貼るメリット
つけまつげをのりでつける時は、接着面となるラインにのりを塗って、そのまま自分のまつげの生え際に乗せます。
その時のりの量が多いと、つけまつげからはみ出したり、つける時に手を汚したり、汗などの水分で白く浮いたりする場合があります。逆に少ないと思うようにつけられなかったり、外れやすくなってしまいます。
その点テープなら粘着成分でつけるので、のりの量を気にする必要がなく、手も汚れません。
使う時は適度な長さに切って、つけまつげのラインに貼るか、まつげの生え際に直に貼って、その上につけまつげを乗せます。あらかじめつけまつげの幅に切られているテープもありますが、部分まつげに使うなら自分で調節できる方が便利です。
つけまつげをテープで貼ると肌にも優しい
つけまつげに使うのりは粘着力が高く、簡単に取れない反面、外すのが大変というデメリットがあります。
普通に引っ張ってはがすと、一緒に皮膚の角質層もはがれてしまい、肌荒れや黒ずみの原因になります。のりが取り切れず皮膚に残ってしまう場合もあるので、外す時はコットンなどに水を含ませて、ゆっくりはがさなければいけません。
テープはしっかりと肌に密着するので、垂直に引っ張る力に強く、水で濡れても落ちにくくなっています。逆に水平方向の力には弱いので、目尻から目頭にかけてゆっくり引っ張ると簡単に外れてくれます。
テープで貼る時の注意点と粘着成分のリスク
つけまつげの密着度を高めるには、あらかじめまぶたをきれいにするのが大事です。水で濡らしたコットンでホコリや皮脂をサッと拭いてから貼ります。
剥離紙をはがした後のテープは透明ですが、光の当たり具合によって、目立つ場合があります。ただし、つけまつげの後にアイライナーを引くので、そんなに気にしなくても大丈夫です。
つけまつげのテープに使われる粘着成分は、アクリル樹脂やシリコン、ポリエステルなどです。いずれも医療用テープや絆創膏にも使われますが、まったくアレルギーが起きないとは限りません。異常が見られたらすぐに外し、使う前には必ずパッチテストをしましょう。
テープで貼るとメイクの時短や肌荒れ防止になる
つけまつげをテープで貼ると、簡単なだけでなく肌にも優しいメリットがあります。正しく使えば、のりでつけるのと同じくらい粘着力もあります。
優しいと言ってものりと一緒で、貼ったり剥がしたりしているとまぶたには負担になっています。時々つけまつげを使わない休息日を設けて、まぶたを休ませてあげましょう。
つけまつげが、のりとセットで100円ショップなどで売られていることを考えると、テープが1,000円以上するのは割高に感じます。しかし、忙しい朝につけまつげを使いたい時や、のりの肌荒れに悩んでいる時に役立つことを考えると、一度試してみるのもいいのではないでしょうか。