マスカラ があれば、理想の目元を簡単に作れます。けれども種類がたくさんあって、どれが自分に似合うのか迷います。選ぶポイントはまつ毛の仕上がりとブラシの形です。詳しく見ていきましょう。
理想はどのまつ毛?4タイプのマスカラの特徴
マスカラは、まつ毛の仕上がり別にボリューム・ロング・カール・セパレートの4タイプがあります。当然、選び方を間違うと自分に似合うメイクは難しくなります。
ボリュームタイプは、まつ毛を太く濃くしてくれます。自分のまつ毛が少なかったりと、目元に存在感を持たせたい人向きです。重めの液を盛るため、つけ過ぎるとダマになりやすいのが欠点です。量のコツをつかむまでは使いこなしに苦労するかもしれません。
ロングタイプは、まつ毛にファイバーを絡ませて長くしてくれます。まつ毛の本数はあるけど短くて悩んでいるなら、地毛を活かしつつ華やかな目元にできるでしょう。先端に継ぎ足すようにつけると、まつ毛をカールさせていても重みで垂れません。
カールタイプは、ポリマーの力でカールを強力にキープしてくれます。自分のまつ毛が下向きで、カールがすぐに取れてしまう人に最適です。先の2タイプよりダマになりにくいというメリットもあります。
セパレートタイプは、まつ毛を1本ずつきれいに広げてくれます。ナチュラルな仕上がりになるので、まつ毛が多かったり、あまりマスカラを目立たせたくない人にぴったりでしょう。カールタイプと同じくダマにならずにつけられます。
そのブラシでマスカラを上手につけられますか?
マスカラには必ずブラシが付属しています。ほとんどが、そのマスカラを効率良くつけられるように作られていますが、思ったような仕上がりにならない時は、別のブラシに変えると解決するかもしれません。
例えば一般的なアーチ型は、まつ毛の形に合わせているので、マスカラを一度に根元からつけられますが、ダマになりやすく、部分ごとに量を調節するのは苦手です。ダマを防ぐならコーム(くし)型のブラシが向いています。細かい作業は先端が尖っているロケット型が得意です。これらのメリットを兼ね備えたひょうたん型もあります。
マスカラでカバーできない仕上げは下地を活用
理想のまつ毛が複数のタイプに及ぶ場合は、マスカラ下地を活用しましょう。目元にボリュームを持たせたくてマスカラを使う人は多いですが、性質上それ以外の仕上がりが難しいデメリットがあります。そこで、マスカラ下地で先に仕上げて、その上からボリュームタイプのマスカラをつけるのです。
マスカラ下地はフィルムコーティング式なので、40℃くらいのお湯でスルリと落とせます。先につけておけば、水に強いウォータープルーフのマスカラを重ねても、ゴシゴシこすらなくて済むでしょう。
自分のまつ毛と理想の目元でマスカラを選ぼう
マスカラのタイプとブラシを使い分ければ、理想の目元を作りやすくなります。マスカラ下地を活用すると、ボリュームを持たせつつ、ロングやカール、セパレートにも仕上げられます。
自分のまつ毛はどのようなマスカラが似合うのか、どのようなまつ毛にしたいのか考えて選ぶのが大切です。最近はプチプラのマスカラが増えているので、どんどん試してみましょう。