上まつげが下向きに生えていると、ビューラーでカールしてもすぐに取れてしまうのが悩みの種です。それなら「すだれまつげ」を活かして魅力的な目元に変えてしまいましょう。すだれまつげに合う大人のアイメイクを紹介します。
すだれまつげが魅力的に見える機会は多い
日本人の大半は、上まつげが水平よりも下向きに生えています。いわゆる「すだれまつげ」です。水平よりも上向きに生える欧米人と違って、カールさせるにはビューラーを使わなければいけません。ビューラーは強い力をかけて癖をつけるので、まつげに大きな負担をかけます。それでいてカールは長持ちしません。
ですが、すだれまつげにはメリットがあるのです。それは「伏し目」が美しく見えることです。誰かに目元を見られる時は、上や横など伏し目がちになる角度が多く、何らかのタイミングで視線を落とした時も、必ず伏し目になります。正面から見られる機会は意外と少ないので、「伏し目」が美しく見えることは女性の武器でもあるのです。
また、伏し目はアンニュイな大人の色気を醸し出してくれます。目に影ができるので、三白眼など白目の多さもカバーしてくれます。カールしてパッチリした目元は、確かに目が大きく見えて魅力的ですが、目力があるので気の強さも感じさせてしまいます。奥ゆかしさがある伏し目の方が男性受けは良いようです。
すだれまつげを引き立てるアイメイク
伏し目の要であるすだれまつげを作るには、マスカラを活用します。1本ずつきれいに分かれる「セパレートタイプ」が最適です。自分のまつげが短ければ「ロングタイプ」で伸ばします。コームタイプのブラシで梳かしながらつけましょう。
関連記事:マスカラのコームタイプとブラシの違いとは
すだれまつげにする時のアイメイクは、ナチュラルに仕上げるのが基本です。まぶたのシャドウは、ベージュやピンクなど肌に近い色を選びます。アイラインは、ペンシルでまつげの隙間を埋める程度で十分です。眉毛もブラシで柔らかく描きます。
エクステですだれまつげにするなら、太さが0.15mm以下で、カールを抑えた「Jカール」が合っています。不自然にならないように、クロスタイプや毛束になっているものは避けましょう。長くするのが目的なので、本数は控えめに両目で30~40本くらいにします。
もちろん、自分のまつげですだれまつげを作れるのが理想です。まつげが長く成長するように、美容液を塗ってケアしましょう。同時に、ゴシゴシこすって抜けないように注意します。
関連記事:まつ毛美容液の塗り方やタイミング
すだれまつげで無理をしない美しさを目指そう
すだれまつげで作る伏し目からは、自然で無理をしない大人の美しさを感じさせます。ビューラーでカールさせる手間も省けるのでアイメイクの時短にもなり、まつげが傷む心配もありません。美容液でケアすれば、よりきれいで長いすだれまつげになりますよ。
もちろん、魅力を引き立てるにはマスカラやシャドウなどを効果的に使ったアイメイクをしなければいけません。様々なアイメイクを駆使して、自分に合った伏し目を見つけてみましょう。