上まつ毛はビューラーでカールするのに、下まつ毛はそのままにしている人が多いようです。けれども下まつ毛をカールすれば、目が大きく見えてメイクの幅が広がります。上手なカールの仕方について紹介しましょう。
下まつ毛のカールはホットビューラーで
ビューラーは基本的に上まつ毛にフィットするよう作られているので、下まつ毛に使うには、逆さに持って挟まなければいけません。上まぶたほど膨らみがあるわけではないので位置の調節が難しく、時には皮膚を挟んでしまうこともあります。
けれども下まつ毛をカールすれば、まつ毛全体が開いた状態になるので、それだけ目が大きくなったように見えます。ビューラーが苦手だからという理由でカールしないのは、もったいないのです。
下まつ毛用のビューラーも販売されていますが、むしろホットビューラー(まつ毛カーラー)の方が使いやすくて便利です。まつ毛をヒーターで加熱してカールの癖をつけ、冷える過程で固めます。下まつ毛が上向きに生えている時は、ヒーター付きのパットで挟むタイプのホットビューラーを使うとカールしやすいでしょう。
水に強いマスカラで塗る量を調節して
下まつ毛はメイクもおざなりになりがちです。特にマスカラをつけると皮膚に付着してパンダ目になりやすいので、敬遠する人が多そうです。ウォータープルーフのマスカラを使い、つける前に一度ティッシュでオフすると、適切な量をつけられて滲むのを防げます。ブラシを縦にすると、より細かく塗る量を調節できるでしょう。
目頭側に多く塗ると可愛らしさを、目尻側なら優しい印象を与えます。あえて上まつ毛とマスカラの色の濃さを変えると、メリハリが出て立体的に見えます。ビューラーでカールしておけば、よりメイクの効果が生きるでしょう。
つけまつ毛とエクステでカバーするなら
下まつ毛が短くて、思うようにカールできない時は、つけまつ毛やエクステでカバーする方法があります。つけまつ毛は自分のまつげで隠すようにつけると自然です。ラインが目立つ場合は、アイライナーを引きましょう。
下まつ毛用のエクステは、少ない本数でも大きく印象が変わります。そもそも下まつ毛の本数は40本程度しかないので、その半分の20本のエクステをつけるだけでも多く感じる場合があります。つける時は、バサバサ感が出たり、上まつ毛と干渉したりしないようにアイリストと相談しましょう。
下まつ毛の手入れで劇的に印象が変わる
下まつ毛をカールさせるなら、ホットビューラーを使えば簡単です。マスカラで強調すると、さらに見栄えの良い仕上がりになるでしょう。つけまつ毛やエクステでカバーする方法もあります。
下まつ毛は本数が少ないので、メイクに力を入れるとやりすぎ感が出ます。逆に、ちょっと手入れすれば劇的に印象が変わるのです。アイテムを上手に使って、華やかな目元を作りましょう。