自分のまつ毛に特殊な薬剤をつけて、短時間でクルンとカールをさせるまつ毛パーマ。ビューラーを使わずに、目の印象を大きくさせることができるので、重宝されています。また、朝のメイク時間の短縮にも繋がるため、多くの人がまつ毛パーマを取り入れています。
そんなまつ毛パーマですが、「どのくらいの頻度で、まつ毛パーマをかければ良いのか?」と疑問に思ったことはありませんか?今回は、まつ毛パーマをかける頻度や長持ちさせる方法をご紹介します。
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INDEX
■まつ毛パーマの頻度は1.5ヶ月~2ヶ月おきがベスト
■まつ毛パーマを長持ちさせる方法
■まつ毛パーマの持ちは毛周期と関係する?
■まつ毛パーマをしてよかった事
■まつ毛パーマをする注意点
■まつ毛パーマをやめたい時はどうするの?
■まとめ
まつ毛パーマの頻度は1.5ヶ月~2ヶ月おきがベスト
まつ毛パーマは、自まつ毛に直接パーマ液をつけてカールさせていきます。まつ毛パーマをかけたのは良いけれど、「どのくらいの頻度でかけ直せば良いのか」と考えたことはないでしょうか。まつ毛の強さには個人差がありますが、 3~4週間程でパーマが取れていきます。そのため、少し自まつ毛を休ませるといった意味でも、カールが取れてから数週間あいた「1.5ヶ月~2ヶ月おき」にかける人が多いようです。自まつ毛に人工のまつ毛を接着するまつ毛エクステとは違って、自まつ毛に薬液をつけていくので、あまり頻繁にはパーマをかけない方が良いですよ。
顔を洗ったり、寝ている間に擦れたり、生活しているうちにカールは取れてくるのですが、目安として全体の8割程カールが取れた時に、かけ直しを検討しましょう。
セルフでまつ毛パーマをした場合には?
近年、自宅などで自身のメンテナンスをするセルフまつ毛パーマも人気が出ています。アイラッシュサロンに行かなくても安価でセルフキットを購入出来るので、自分でまつ毛パーマをかけるという人も少なくありません。
では、サロンでかけたパーマとどれくらい持ちは違うのでしょうか。これは個人差があるので、自まつ毛の状態が大きく影響するのですが、3~4週間程とそこまで変わらない印象があります。また、セルフまつ毛パーマの場合、好きな時にパーマをかけられるので、持ちの良し悪しはそこまで気にならないのかもしれませんね。
いつでも気軽にかけられるセルフまつ毛パーマですが、パーマをかける頻度には注意が必要です。自まつ毛の状態によっては、2週間程で取れてしまうこともあるかもしれませんが、それは、まつ毛が傷んでいる証拠。どんなに早くパーマが落ちてしまったとしても、サロンでかけた時と同じように1.5ヶ月~2ヶ月はあけるようにしましょう。
パリジェンヌラッシュリフトの持ちはどれくらい?
まつ毛パーマの一種である「パリジェンヌラッシュリフト」も、近年人気が出ていますよね。パリジェンヌラッシュリフトは、まつ毛の根元から立ち上げるのでまつ毛の長さを強調させられます。また、まつ毛パーマのようにカールさせるわけではないので、まつ毛本来の長さを活かせる技法なのです。
そんな、パリジェンヌラッシュリフトも、まつ毛パーマと同様に持ちが気になりますよね。どのくらいの頻度でかけ直さなければならないのか、知っておきたい所です。ずばり!パリジェンヌラッシュリフトの持ちは、1ヶ月~1ヶ月半程度。個人差はあるものの、カールをつけるまつ毛パーマより少しだけ持ちが良いようです。
まつ毛パーマを長持ちさせる方法
まつ毛パーマを長持ちさせる方法として、以下のような事が挙げられます。
- 日常的にまつ毛美容液を塗る
- メイクでビューラーを使わない
- まつ毛を濡らしたままにしない
- うつぶせでなく仰向けで寝る
このような事を意識して生活すると良いでしょう。生活習慣やまつ毛ケアの有無で、まつ毛パーマを長持ちさせられます。
ですが、これをしていれば絶対に長持ちする!というわけではなく、逆さまつ毛や下向きまつ毛対策でまつ毛パーマをしている人や、パーマをかけているけど全くお手入れしていない人は、残念ながら持ちが悪くなる傾向があります。まつ毛パーマの持ちは、自まつ毛の強さや生活環境など、個人差があると言えるでしょう。
その他にも、季節要因でまつ毛パーマの持ちを悪くする事もあります。花粉症の時期などは、注意が必要です。アレルギー反応で、目が痒くなる事もあるので、いつも通り目元をゴシゴシ掻いてしまえば、パーマは取れていきます。対処法として、極力目を掻かないように目薬をさしたり飲み薬を飲んだりして、手で擦らないようにしましょう。または、花粉症の時期は、まつ毛パーマを一旦お休みするというのも一つの手です。目元を擦ると、傷がついている状態なので、まつ毛パーマの施術事態を控えるべきなのかもしれません。
また、メイクを落とす時にも、ゴシゴシと擦らないような落とし方をすると良いですよ。強く擦らないといけないようなクレンジング力の弱いものではなく、優しく撫でただけでしっかり落ちるメイク落としを使うようにしましょう。ジェルタイプのものや、まつ毛に触れなくても落とせるシートタイプの商品がおすすめです。
せっかくお金を出してかけてもらったまつ毛パーマが、1ヶ月も持たずに全て取れてしまっては悲しいですよね。なるべく長持ちさせるために、自分に合ったサロン選びだけではなく、自身の生活習慣の見直しも大切な事なのです。
関連記事:まつ毛パーマが取れかけた時の対処法
まつ毛パーマの持ちは毛周期と関係する?
まつ毛には髪の毛と同様に、毛周期というのがあります。まつ毛の毛周期は1ヶ月~1ヶ月半で、半分程のまつ毛が生え変わります。よって、生え変わったまつ毛はストレートの状態で生えてきますので、パーマをかけたまつ毛に新しいまつ毛が入り混じり、パーマが取れているように見えていきます。
全てのまつ毛の毛周期を把握する事は出来ませんので、パーマをかけるタイミングによっては、早めにパーマが落ちてしまうように感じる事もあるかもしれません。その点、毛周期が人より長い人であれば、パーマの持ちが良いと感じられるでしょう。
本来のパーマの持ちはどうなのか…と考えると、まつ毛が健康的かどうかや生活習慣が関係すると言えるのでしょう。まつ毛パーマの持ちは、毛周期によって良くも悪くも見えるものですが、根本的には関係があるわけではなさそうです。
まつ毛パーマをしてよかった事
まつ毛パーマには、多くのメリットがあります。何と言っても、自然な仕上がりになるので、まつ毛エクステのように強調しすぎないと言ったところです。自然な仕上がりで少しボリュームを出したいなんて時には、ボリュームマスカラをひと塗りすれば目の印象も大きくなります。普段は、ナチュラルメイクにしているという人も、結婚式やデートなどのイベントに合わせて自由に変えられるので、気軽におしゃれを楽しめるといったメリットがありますよ。
また、毎朝のメイクでビューラーやホットカーラーを使用する事もありますが、その度に、まつ毛が抜けてしまったという経験はないでしょうか。物理的にまつ毛を挟んでいるわけなので、負担がかかっています。ビューラーは、まつ毛への負担とメイクの時間がそれなりにかかるので、まつ毛パーマでダメージを軽減させたり時短メイクをしたりする人も多いのです。
とは言っても、まつ毛パーマもそれなりに負担がかかるので、パーマをかける頻度には注意しましょう。目安としては、まつ毛のカールがなくなった1ヶ月半~2ヶ月に一度にメンテナンスをするのがおすすめです。頻繁にまつ毛パーマを続けていると、まつ毛が細くなるなど弱ってしまう事もあるので、まつ毛の状態をサロンの担当者に相談しながらパーマをかけていきましょう。
まつ毛パーマをする注意点
施術中や施術後に異変がないかチェック
まつ毛をカールさせて、せっかく可愛くなっても目元にトラブルを起こしていたら台無しです。痛みや腫れなどの症状が出たら、すぐにアイリストに相談しましょう。そのような症状が出た場合には、落ち着くまでまつ毛パーマの施術はお休みし、目元へ刺激を与えるようなこともやめましょう。
自まつ毛や目元の皮膚が健康であることで、まつ毛パーマをかけられるようになりますので、習慣化しているからといってパーマをかけ続けるのは危険かもしれません。きちんと、前回施術した日も控えておき、様子を見ながらパーマをかけていきましょう。
まつ毛パーマはスケジュール管理が大切
まつ毛パーマをかけても、永久的にキレイなカールが続くわけではありません。人によって生活スタイルは異なりますし、まつ毛パーマをかけたその日からまつ毛を労らないようでは、すぐにばらつきはじめます。ばらつきが気になるからと言って、高頻度でかけ直しをすることはNGです。
まつ毛パーマには薬剤を使用しますので、まつ毛や皮膚にダメージを与えることになります。最低限の期間を空けてから、施術を受けるようにしてくださいね!
まつ毛パーマをやめたい時はどうするの?
まつ毛パーマは、髪の毛へのパーマとは違いストレートパーマは行いません。そのため、まつ毛のカールを伸ばしたいという時には、1~2ヶ月待って自然にパーマが落ちるのを待ちましょう。無理に薬液をつけて何とかしようとすると、まつ毛への負担が多くかかります。パーマ液をつけてかけたパーマは、自然と落ちてくるので少しの間、放置しておきましょう。
美容師免許を持ったアイリストがまつ毛パーマを施してくれるのですが、仕上がりが気に入らないという事もあるかもしれません。一度かけたパーマをすぐに直すという事が出来ないので、まつ毛パーマをかける時はアイリストと念入りに打ち合わせをしてから、目元のデザインを決めていくと良いでしょう。パーマのカールにも色々なサイズがあって、目の印象も自由自在に変えられます。
まとめ
一般的には、1ヶ月半〜2ヶ月に1度がまつ毛パーマのメンテナンス頻度としては丁度良いのですが、自まつ毛の調子をみて無理のない範囲でおしゃれを楽しみましょう!
逆さまつ毛や下向きまつ毛をコンプレックスと感じている場合にも、まつ毛パーマは有効的です。まつ毛が目に入って痛い!という悩みを抱えている人は、アイラッシュサロンなどで相談してみてはいかがでしょうか。
まつ毛パーマの持ちは、自まつ毛の状態や生活習慣などで個人差がありますが、パーマをかけたまつ毛は負荷をかけないように扱ってくださいね。普段から、まつ毛美容液を使ってまつ育をしておくと、コシのある強いまつ毛が育ちます。メイクではビューラーを使わず、濡れたらすぐ乾かすようにして念入りにまつ毛ケアを心がけましょう。
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