時々まつ毛エクステサロンには眼鏡をされているお客様も来店されます。そのようなお客様の場合、エクステが眼鏡に当たらないように注意して施術をしなければなりません。
ではどのような施術をし、またどのようなアドバイスをしていけば良いのでしょうか。
長さは短く、その代わりにカールを強く
眼鏡をかけているお客様に施術する場合、長さを短くする代わりにカールを強くしましょう。
眼鏡は目の前にあるため、長ければ生活に支障が出やすくなってしまいますが、上は特殊な眼鏡以外塞がれていませんので、安心してカールを強くしましょう。
成長期の中期〜後期を狙う退行期、休止期
まつ毛エクステでは「毛周期の成長期、退行期、休止期のうち、成長期の中期〜後期に施術するのが良い」と言われますが、眼鏡をかけているお客様の場合は特にこのアドバイスが参考になります。
これ以外の時期にまつエクをした場合、予想以上にまつ毛が長くなって眼鏡に当たってしまったり、毛の生え変わりですぐ抜けてしまったりとお客様にとってあまり良い状態にはなりません。
とはいってもお客様はもちろんですが、アイリストも初めてのお客様に対してこの見極めを行うのは困難ですので、気になるお客様へは毛周期をコントロールできる美容液をすすめてあげましょう。
最低限でも中央は短めにする
眼鏡をかけると、目頭や目尻は比較的余裕ができるのに対して中央は余裕が少なくなります。
目頭や目尻を長くする分、中央付近は短くすることで眼鏡に当たらないまつ毛エクステが実現可能になります。実際にする場合はデザインがいびつな形にならないよう、注意が必要です。
まつ毛エクステ専用の眼鏡をオススメする
まつ毛エクステの需要増加に伴い、最近ではまつ毛エクステ専用の眼鏡も販売されています。
まつ毛エクステ専用の眼鏡は通常の眼鏡より鼻パッドが高めに設計されており、眼と眼鏡の間の隙間が大きくなるように設計されています。
また、今かけている眼鏡に鼻パッドを追加できる商品も販売されており、こちらはより手軽にまつ毛エクステと眼鏡が当たるのを防ぐことができます。
両方ともまつ毛エクステサロンでは取扱が少ない商品ですが、お客様のために販売を開始したり、おすすめしてみてはいかがでしょうか。
眼鏡をしている人でもまつエクを楽しめるように
アイリストは眼鏡をしている人でもまつエクを十分に楽しめるように、上記の様な点に注意したり、アドバイスをして施術しましょう。
エクステはそんなに丈夫ではありませんので、眼鏡とエクステが当たれば当たる程外れやすくなってしまい、結果お客様もアイリストも損をすることになります。
アイリストたるもの、眼鏡とうまく共存をしてまつエク市場の更なる拡大を狙っていきたいですね。