アイリストのレベルや技術を測る「 JEAアイリスト技能検定試験」。このJEAアイリスト技能検定試験ですが、何級になるまでにどのような技術を獲得し、また資格を取得したら何ができるようになるのでしょうか。
階級は全部で3つ
JEAアイリスト技能検定試験の階級は全部で3つあります。3級、2級、1急に別れており、級が上がるほど求められるスキルレベルも高くなってきます。
3級は基本中の基本
3級では基礎的な知識しか問われず、まつエクを展開する事業所に属しているまつエクに関わらない人向けの試験となっています。
18歳以上の方であれば誰でも受験することができ、試験は筆記試験のみ、受験料も1万円以下と他の階級より簡易的になっています。
2級はまつエクサロンで使用する知識
一般的にまつ毛エクステに直接携わる人の場合、2級以上の資格を取っていることが求められています。
2級ではサロンで実際に使用する知識を問われ、受験するためには年齢だけではなく美容師免許や美容学校の在学or卒業証書も必要になってきます。
試験内容も筆記試験に加えて実技試験が加わり、さらには実技試験のために18歳以上になったモデルも用意しなければなりません。
受験料も日本アイリスト協会の会員でない場合は22,000円(2015年1月改定現在)と高く設定されていますが、合格したら一人前のアイリストとして社会的に認められるようになります。
1級にもなるとトップアイリストに
JEAアイリスト技能検定試験で最難関となる1級は、店舗の管理者や独立開業するアイリストのための試験です。
合格すればアイリスト市場で有利な立場を勝ち取ることができますが、実技試験でアレンジアートの技能が試されるため、しっかり勉強していなければ合格することはできません。
受験資格は
- 日本アイリスト協会個人正会員
- 18歳以上
- 2級ライセンス保持
となっており、この日本アイリスト協会の正会員であることと、2級ライセンス保持が非常にレベルが高い点です。
試験内容は筆記試験と実技試験で受験料は2万円と、2級ライセンスをJEA会員になってから取得した人にしてみれば高い値段に設定されています。
試験で技術試し・キャリアアップを
JEAアイリスト技能検定試験は3つの階級に別れており、そのうち3級はアイリストにとっては全く関係ないように思えますが、現在美容師学校に通っている人にとっては良いスキル試しの場になるでしょう。
また、その他級を取得すればキャリアアップの手段としても使用できますし、プロのアイリストorアイリストを目指しているのであれば、一度はJEAの試験を受けてみるのもナイスです。