美容スペシャリストな自分になるために
アイリストが注意したい逆まつげの施術
まつげエクステをご検討中のお客様の中には、逆まつげの方もいらっしゃいます。逆まつげとは何なのか、まつげエクステにおいてどのようなリスクがあるのか、きれいにまつげエクステを付けるための方法についてご紹介します。
逆まつげとは?
そもそもまつげとは空気中に漂っているゴミやホコリ、小さな異物などから目を守るためにあります。上まつげは上に向かって、下まつげは下に向かって生えているのが通常の状態ですが、このまつげが逆の方向に向かって生えた状態を「逆まつげ」と呼んでいます。
まつげが逆さ向きに生えるということは、まつげの先が角膜など眼球を傷付けてしまい、炎症を起こすなど、眼病の原因ともなりかねません。
逆さまつげは上まぶただけでなく下まぶたにも生えてきます。誰にでも生える可能性がありますから、決して他人ごとではありません。アイリストとして働いていたら、逆まつげのお客様を対応することもあるでしょう。
では、実際に逆まつげのお客様にはどういった対応が求められるのでしょうか。
逆まつげでもまつげエクステは可能です
逆まつげでもまつげエクステをしたい、と来店されるお客様もいらっしゃると思います。結論から言うと、逆まつげの方でもまつげエクステは可能です。
その方法とは、強いカールにすることです。弱いカールをつけてしまうと、まつげエクステが下に下がり、まつげで黒目が隠れてしまいます。さらに、元々下に下がっているまつげに対して弱いカールを付けると、目にまつげが入って痛みを伴う可能性があり、さらには目も小さく見えてしまいます。
まずはまつげパーマをおすすめするのもあり
逆まつげの状態を見て、まつげエクステのみでは危険だと判断した場合、まずはまつげパーマをおすすめするのもよいでしょう。
ビューラーやマスカラだけではやはりカールに限界があるため、サロンでしっかりプロの手で施術することで、逆まつげのお客様にもぱっちりした目元を演出させてあげることができます。
逆まつげでのまつげエクステにおけるリスクについて
逆まつげでもまつげエクステをつけたいお客様に対しては、いつも以上にリスクについてご説明する必要があります。
- お客様の眼球を傷付ける可能性がある
- すぐに外れてしまう
この2点については施術前に必ずお伝えするようにしましょう。また、カールを強くすることでまつげエクステの装着は可能ですが、お客様のまつげの生え方や状態をしっかり見てから決断するようにしましょう。
逆まつげでもまつげエクステやまつげパーマを楽しむことはできますが、お客様の状態を見て、よくお話を伺ってからおすすめするようにしましょう。
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