美容サロンでお客様のまつ毛をキレイに整え、さらにまつ毛エクステやパーマでより目元を華やかに仕上げることのできるアイリスト。
そんなアイリストですが、結婚式を控えた花嫁に対して施術をすることも多いはずです。では、その様な場合はどのようなアドバイスを施術後にするべきでしょうか。
早めのカウンセリングや施術をおすすめする
結婚式直前の方は別なのですが、リピートして来店くださるお客様がもし結婚を控えているのであれば、式の1か月前などに一度施術を受けていただいた方が良いことを伝えましょう。
これは、結婚式の独特の雰囲気やメイク、ドレスに合わせたデザインを打ち合わせし、一度出来上がりのイメージを見ていただくためです。
また、早い段階で一度サロンにきていただく事で結婚式直前に自まつ毛のダメージ等が原因で、ご希望のデザインにできなかった等のトラブルにならないためにもおすすめです。
他のお客様がどんなデザインを好まれるのか
結婚式は、花嫁にとって人生の大イベントのはず。何度も訪れることの無い結婚式だからこそ、まつ毛の先までこだわりたい方が多いでしょう。
ただ、結婚などのイベントを機にまつ毛エクステやパーマデビューをされるという方もいますよね。
そういった方にはまず、ほかの花嫁の方がどういったデザインを選択されているのか伝えてあげましょう。
レースやお花など、華やかでボリュームのあるドレスを着られるお客様なのであれば、まつ毛もそれなりにボリュームを出さないと、ドレス負けしてしまいます。
CCカールやDカールなどカールの強いデザインがあること、またまつ毛の太さも0.15ミリや0.25ミリの通常のまつ毛よりも太い種類があることを伝えましょう。
和装のみの結婚式を挙げられる方なのであれば、きりっとしたい目元を演出させるJカール、目じりのエクステを長めにする、などのデザインも紹介してあげましょう。
もちろん、お客様のまつ毛の状態、一重や二重の違いなどで出来上がるイメージも変わります。
あくまで一例として説明し、お客様ご自身がドレスや式場に合わせて選択しやすいようアイリストは心がけましょう。
ブライダルエステに要注意
ブライダルでまつげエクステをするお客様ともなると、ブライダルエステを同時に受ける人も多いかと思います。
このブライダルエステは、目を刺激して(マッサージなど)水(スチームなど)や熱も与えるため、まつげエクステにとってはかなり刺激的なものとなっています。
ブライダルエステとまつげエクステの相乗効果をより高めるためにも、ブライダルエステをするお客様には、ブライダルエステを行ってからまつげエクステをするよう勧めましょう。理由もしっかり説明してください。
初心者目線でのアドバイスを!
ブライダルプランを担当する場合は、ご紹介したようなことをお客様にアドバイスするといいでしょう。
まつ毛エクステやパーマの需要はもちろん上がっていますが、お客様皆様がケアや注意点を把握しているとは限りません。
そこはプロのアイリストとして、お客様が最高の結婚式を挙げられるよう、カウンセリングの際にきちんとヒアリング(挙式の日取りやその他エステなどのスケジュール)し、そのお客様に合わせたアドバイスをすることが重要です。
お客様に一生に一度しか経験しない結婚式を、心から満足して迎えてもらうためにも、アイリストもしっかりとした説明を心掛けたいものです。