美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.01.30
アイリストが受ける研修の種類
一人前のアイリストになるためには、しっかりとした研修を受講することが大切です。
検定試験を見据えた研修も大事ですが、日々の業務に役立てるため、お客様に安心、安全なサービスを提供するためにも、積極的に実用できる知識を学ぶ必要があります。
今回はアイリストの研修内容がどのようなものか、ご紹介します。
まずは知識を深める座学研修から
アイリストが扱うのは、体のパーツの中でも、繊細で注意が必要な目元です。
トラブルやクレームを防止するためにも、施術の前に、まずは知識を深めることが重要になります。
よって、施術の道具や正しい手順だけではなく、医学の側面からの知識も身につけなくてはなりません。
たとえば皮膚学やアレルギー学など、目元に関わる知識を深めることで、施術の際に考えられる危険を予見することができます。さらにお客様からの質問に対してきちんと裏打ちされた知識からのアドバイスをすることができれば、不安を取り除いてあげることもできます。
このように知識があるうえでの施術は、お客様からの信頼も得られ、自分の技術向上のためにもお客様の仕上がりの満足度のためにもなります。
主な仕事となる施術研修
座学のあとはアイリストの主な仕事となる、施術に関しての研修です。
まずはまつげエクステ専用のマネキンを使って、道具の使い方や手順のおさらいをします。まつげエクステ装着の作業は、非常に細かい作業になります。本物のまつげに装着するまでに何度も練習を重ね、基本の流れが身についたところで、実際に人間のモデルを使っての研修になります。
マネキンは毛流れや生え方がまっすぐ揃っており、癖がありませんが、人間の場合はそうはいきません。実際の施術までに、学んだ技術をしっかりと自分のものにするために練習する必要があります。
その他の日常業務に関する研修
知識と技術があればアイリストになれる、というわけではありません。
社会人として実際の店舗に勤務する場合、お店を運営していくために施術以外の雑務も日々こなす必要があります。
接客マナーや電話対応、お客様とのコミュニケーションのはかり方など、現場で学ぶことは多岐にわたります。時にはクレームの対応もしなければいけないでしょう。
来店される方のご要望をうかがい、その人に合った施術方法やデザインを提供する必要があります。
単純な技術力だけではなく、相手の話を聞き、考え、提案すること。それが気に入ってもらえて、はじめて接客が成功したといえるでしょう。
基礎である研修こそしっかりと!
座学研修、モデルを使用した施術研修、その他の業務、すべてができるようになってこそ一人前のアイリストです。
何事も基礎が肝心です。間違った知識や施術方法が癖になってしまう前に、しっかり基礎を身につけましょう。
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