美容スペシャリストな自分になるために
LEDマツエクとは?特徴・値段・デメリット
お人形のような長いまつ毛に、憧れる人も多いのではないでしょうか。まつ毛が長くボリュームがあると、目元にインパクトがあり顔全体が華やかな印象になることも。
そんな目元の印象を変えるべく大流行しているのが、まつ毛エクステやまつ毛パーマです。ここでは、まつ毛エクステについてピックアップし、その中でも最新技術と言える「LEDマツエク」についてご説明します。これまで、マツエクの持ちやアレルギー体質で悩んでいた方は、取り入れてみても良いかもしれません。
INDEX
■LEDマツエクとは?
■LEDマツエクのメリット
■LEDマツエクのデメリット
■気になる施術の値段は?
■LEDマツエクのオフの仕方
■LEDマツエクのリペアとは?
■まとめ
LEDマツエクとは?
LEDマツエクとは、専用のLEDライトで専用のグルー(接着剤)を硬化して取り付けるまつ毛エクステのことです。
一般のマツエクグルーとは違い、ジェルネイルのような光重合開始剤が混ざったジェルグルーを使用します。人工まつ毛の根本にジェルグルーを塗って、まつ毛1本1本に装着し、LEDライトを照射することで、約2秒で完全に硬化します。これまでのグルーに比べると、格段に仕上がりが早く素早く固まります。グルーが完全に乾いていないうちに、目をこするなどして、マツエクが取れてしまうなんてこともなくなります。
また、LEDマツエクは油にも強く、オイルクレンジングが可能です。これまでのグルーだと、オイルクレンジングでマツエクが取れてしまうなんてこともありましたし、施術後すぐの洗顔や入浴も出来ませんでした。このように、一般的なマツエクと比較しても、メリットが多いというのが、LEDマツエクの特徴です。
LEDマツエクのメリット
通常のマツエクと比べて持ちがいい!
LEDマツエクの持ちは、6~8週間と言われています。一般的なマツエクが、3~4週間と言われていますので、持続力が1.5倍~2.0倍となります。
LEDマツエクは、油や水、汗にも強く、普段の生活であるオイルクレンジングや洗顔、入浴、運動をしてもLEDマツエクには影響しづらいのです。そのため、持ちが良くなるというわけです。
ですが、目元を擦ったり、うつ伏せ寝をしたりと、物理的な刺激を与えると、LEDマツエクでも取れやすくなってしまうので注意が必要です。濃いアイメイクをしている人は、力強く目元をクレンジングしてしまうこともあるので、慎重に行ってくださいね。
デザインの幅が広げられる
LEDマツエクで目元のデザインの幅を広げてみても良いでしょう。一般的なマツエクと同様に、目の中央に長めのマツエクをつける「たて長タイプ」は可愛い印象にもなりますし、目尻に長めのマツエクをつける「よこ長タイプ」はエレガントな印象になります。また、目頭以外の全てに長いマツエクを取り付ける「たて長×よこ長タイプ」はゴージャスな印象にすることができます。
さらに、LEDマツエクの特性を活かして、下まつ毛の施術にもチャレンジしてみても良いでしょう。下まつげは、接着面が狭く取れやすいと敬遠されていたこともありますが、LEDマツエクなら接着強度も強く、下まつ毛のエクステを長く楽しめるのではないでしょうか。
下まつ毛にエクステをつけることで、目元のバランスが良くなり自然な目力も出てきます。上まつ毛だけにボリュームを出すと、どうしても不自然に見えてしまうので、上下でバランスを調整しながらマツエクを楽しみましょう。
LEDマツエクのデメリット
アレルギーがある?
LEDマツエクは、通常のマツエクに比べて、アレルギー発症のリスクを抑えられると言われています。そもそも、アレルギーの発症はなぜ起こるのでしょうか。
それは、アレルギー物質である「ホルムアルデヒド」の放出量に関係しており、グルーが完全に硬化するまで放散され続けます。通常のグルーは完全硬化まで何時間も要するため、ホルムアルデヒドが長く放散されてアレルギー反応を起こしやすくなります。
しかし、LEDマツエクのグルーは、ものの2秒で完全に硬化されるため、ホルムアルデヒドの放散時間も少なくなり、アレルギー発症のリスクを抑えられるのです。マツエクの装着時間の短縮になりますが、アレルギー反応を起こしやすい人にとっても、大きなメリットとなるでしょう。より低刺激なものを使いたいという場合には、シアノアクリレートを含まないグルーを使うのもおすすめですよ。
紫外線アレルギーの方は注意が必要
LEDマツエクは、効果時間の短縮により、アレルギーのリスクはかなり抑えられているのですが、全く出ないというわけではないので注意してください。
LEDマツエクを装着する際に、LEDライトを使用します。微量のUV(紫外線)を発するため、紫外線や日光アレルギー反応がある方は要注意。ジェルネイルをした際に、手湿疹が出る人や、赤みや痒みが出るという人は、施術が出来ないこともあります。施術を希望する人は、信頼あるアイラッシュサロンに行って、プロのアイリストに相談してみましょう。
目に悪い?
目の周りにLEDを当てることで、目に悪いのではないかと心配になる人もいるでしょう。アイラッシュサロンで使用するLEDライトは、眼球を傷つけるということもなく人体にはほとんど害がありません。さらには、施術の前に保護テープを貼り、目をつぶって施術を受けるので安全です。
しかし、自分でマツエクをつけるという時には注意が必要。セルフマツエクも流行しているので、材料をインターネットなどで簡単に手に入れられますが、プロのアイリストは必ず美容師免許を持っています。衛生学などの専門的な知識を勉強した上で、施術をおこなっているということを十分に理解しておきましょう。ちょっとした不注意で、眼球にグルーを垂らしてしまったり皮膚に垂らしてしまったりすれば大変危険です。
気になる施術の値段は?
LEDマツエクの値段は、アイラッシュサロンによってまちまちですが、本数の違いで以下のような違いがあるようです。参考までに、見てみてくださいね。
LEDマツエクの料金例
LEDマツエク60本 3,800円
LEDマツエク80本 4,800円
LEDマツエク100本 5,000~5,500円
LEDマツエク120本 6,600円
一般的なマツエクの料金例
一般的なマツエク80本 3,300円
一般的なマツエクテ100本 3,850円
一般的なマツエク120本 4,400円
いくつかのサロンメニューを参考にしましたが、このようにLEDマツエクが値段的には高いことがわかります。しかし、マツエクの材質によって値段は変わっていきますので、一概にはそうとも言えないのかもしれません。セーブルのマツエクだと、ミンクのマツエクより高くなります。セーブルはミンクに比べて毛質が柔らかく、自まつ毛に馴染みやすい特徴があり人気があります。ここでは、本数での値段の目安を書いていますが、使いたい材質やアイラッシュサロンの立地などでも値段は変わっていきますので、一度サロンを調べてから施術を受けると良いですよ。
LEDマツエクのオフの仕方
LEDマツエクをオフするには、「炭酸プロピレン系」が主成分のリムーバーを使用します。新しくLEDマツエクを導入したサロンでは、「従来のオフ剤では落とせないのか」とさらなるコストの増加に不安になることもあるでしょう。ですが、これまで使用していたオフ剤に、炭酸プロピレンが含まれていれば代用可能なので安心してくださいね。
では、実際にLEDマツエクをどのように落としていくのかを見ていきましょう。オフの仕方は、従来のマツエクと同じ。ですが、炭酸プロピレンは、グルーを溶かす溶剤としての即効性は低いのが特徴なので、リムーバーの置き時間を2~3分長くするのがポイントです!さらには、接着強度の高いLEDマツエクを落とすわけなので、オフには少し時間がかかりそうですね。
【LEDマツエクのオフの仕方】
- 目元の保護をします。
- リムーバーを塗布します。
- 使用するリムーバーの規定時間を置く。※従来のリムーバーより、2~3分長くなる
- 綿棒などでリムーバーを除去する。
- 自まつ毛のクリーニングをする。
リペア方法は?
「LEDマツエクのリペアとオフって、同じことではないの?」と疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。そこで、リペアとオフの違いについてご説明します。
LEDマツエクのリペアとは、マツエクが取れてしまった部分などに、新たにマツエクを付け足すことを言います。一方で、LEDマツエクのオフとは、専用のリムーバーを使ってマツエクを自まつ毛から取り外すことを言います。似ているようで、実は別物なのです。
「前回は、アイラッシュサロンで100本のマツエクを付けたけど、もう少しボリュームを出したいな♪」なんて時に、本数を増やしていくのも良いですし、「1ヶ月経って、少しマツエクが外れてしまったから、元通りにしたい♪」という時にも、リペアが効果的です。
まとめ
いかがでしたか。これからLEDマツエクを受けてみようという方や、サロンで実際に取り入れてみようとお考えのアイリストさんは、参考になりましたでしょうか。
LEDマツエクの最大の特徴は、効果時間の素早さではないでしょうか。効果時間が短いことで、施術を受ける方もする方も、どちらもメリットを感じられるでしょう。施術時間の短縮にもなりますし、アレルギー物質の放出量も減らすことができます。これまでは、アレルギー体質で諦めていた方も、お人形のような長いまつ毛を手に入れることができるかもしれませんね!
ここでは、LEDマツエクのオフやリペアについても触れていますが、セルフでLEDマツエクを行う場合には注意が必要です。アイリストは、美容師免許を持っていなければなれませんし、中には日本アイリスト協会のまつ毛エクステンション技能検定を持っている人もいます。大きなトラブルにならないように、LEDマツエクはプロのアイリストに頼みましょう。
この記事に関連するキーワード
関連求人を探す