ネットに「クマが酷くて老けて見える」「クマのせいで不健康そうに見える! どうすりゃいいの」と困惑する女性の声が溢れているように、シミやそばかす、小じわと並んで女性を悩ませるのが「クマ」。実はクマには種類があり、種類によって取るべき対処法が違うんです。少しでもクマを目立たせなくするために、種類別の対処法を詳しく見ていきましょう。
目の周りを優しくマッサージ
目の周りの血行が悪くなって青っぽく見える「青クマ」は、「睡眠不足」や「眼精疲労」などが要因で起きます。目の下の皮膚を引っ張ってクマが少し薄くなれば、青クマの可能性アリ。青クマはクマの中では比較的改善しやすく、ホットタオルや温感アイマスクで目の周りを温めたりマッサージをしたりして、血行を良くするのが有効とされています。マッサージをする時に強い力を加えると、今度は「茶クマ」ができやすくなってしまうので要注意。マッサージはアイクリームを使って優しくなでるように行ってくださいね。
できてしまった青クマを隠す応急処置では、「オレンジっぽいコーラルピンクのチークを塗ってから軽くコンシーラー」「コンシーラーを塗る前に赤リップを仕込む」という報告が上がっているように、チークやリップを活用するという人も。青クマで悩んでいる人はぜひお試しあれ。
茶クマには美白ケア
紫外線によるダメージや落としきれないアイメイクに加えて、目をこすりすぎて色素が沈着してしまうことが原因で起こりがちなのが「茶クマ」。目の周りの色素沈着を抑えるため、茶クマには美白ケアをすると良いと言われています。美白化粧品を使うのはもちろん、食事の時にビタミンCやビタミンE、リコピンなどを積極的に摂って体の内側からケアすることも重要。美白ケアができる食材としては、「外食では必ずリコピンがたっぷりのトマトが入ったメニューを選ぶようにしてる」「ビタミン豊富なキウイ入りのグリーンスムージーを作って飲んでる」「これからの季節ならゴーヤ! ビタミンCをたくさん摂れる」といった具体例が上がっています。
茶クマを目立ちにくくさせるためには、イエロー系のコンシーラーを使います。肌よりも明るい白っぽいイエローを使うと茶クマの部分が悪目立ちしてしまうので、鮮やかなイエローのものを選びましょう。
地道な努力をしよう
肌のたるみやむくみによってできる「黒クマ」は、3種類のクマの中で最も対処が難しいクマ。コンシーラーを厚塗りするとかえって協調されてしまうこともあります。黒クマを隠す時には、コンシーラーは薄めに塗るのが基本。パール感のある明るいコンシーラーや、シルバーのハイライトを使って明るい目元を作るとカバーできるようですよ。
黒クマとサヨナラするためには、たるみを解消するために表情筋を鍛えるためのエクササイズをしたり、むくみを取り除くためのリンパマッサージをしたりするのがおすすめ。クマを少しでも薄くするため、地道な努力を重ねていけるといいですね。