エステにおけるカーテンの役割
非日常的な空間を作るためには、カーテンやブラインドなどの窓回りがとても重要です。窓回りへのこだわりひとつで部屋の雰囲気をガラッと変えられます。
落ち着いた雰囲気にしたいのであれば、白やベージュ、茶色などのアースカラーがおすすめ。ホップな雰囲気にしたいのであればオレンジやブルーなどの原色系がいいでしょう。
ロールカーテンやブラインドは、部屋をスタイリッシュにさせ、空間を大きく見せる効果があります。遮光カーテンは自然な光が入らないため、着替えをするときに「外から見えてしまうのではないか」というお客様の不安を払拭。また、外からの光を入れないので、照明を落とすことでリラックス効果も生まれます。
窓回りをこだわるだけで、さまざまな印象を与えられるようになります。カーテンの場合はたらし方も工夫することで、お店の雰囲気を変えられるので、いろいろ試してみてください。
エステサロンに必要なカーテンの機能
カーテンにはさまざまな形状や機能があります。そのため、購入する前にカーテンの機能を知っておくと、自分のエステサロンに合ったカーテンを選びやすくなります。ここからは、サロンに活かしたいカーテンの機能についてみていきましょう。
カーテンが持っている一番の機能は、調光・遮光です。部屋に入る光の量を調整するだけではなく、外からの光を防ぐことが可能。また、カーテンには視線調整の役割もあります。着替えや施術中に外からの目隠しになり、カーテンの色やデザインを注目させることで、見られたくない部分から視点をそらすこともできるのです。
また、カーテンには省エネ・温度調整効果もあります。窓に一枚布があることで、風を逃がすことなく素早く快適な空間を作ることが可能です。
このように、カーテンにはさまざまな機能があるので、素材やタイプを考え、場所や目的に合わせた最適なものを選ぶようにしましょう。
サロンのイメージに合ったデザイン
カーテンのデザインは、かなり重要です。カーテンが占める部屋全体の割合は2割程度とされています。そのため、サロンのコンセプトぴったりのデザインを選べばより良い雰囲気になりますが、失敗すればイメージを壊してしまうことも。ここからは、カーテンのデザイン選びのポイントをご紹介します。
素材で選ぶ
同じデザインでも、素材によって人に与える印象は異なります。オーガニックの化粧品や自然志向のサロンには天然素材を使用したカーテンがベストです。良いカーテンが見つからない場合は、草や竹、木などのすだれにするといいでしょう。
サロンコンセプトに合わせる
模様入りのカーテンなら、サロンコンセプトに合わせたデザインにしましょう。ハワイアンメニューのあるサロンならハワイアンキルト、バリやタイ式を売りにしているサロンならバティック布など、サロン全体のイメージに合わせることが大切です。レースのカーテンを組み合わせる場合は、クリーム・ベージュ・ブラウンなどを選ぶと、落ち着いた雰囲気のサロンになりますよ。