エステで流すおすすめの音楽
サロンで良く使われているBGMには「ヒーリングミュージック」が使われており、その特徴は「脳波をリラクゼーション状態に導く」作用があること。
施術の効果に加えてリラクゼーション作用が働き、お客様がよりリラックスできる状態になると言われています。ここからはサロンの雰囲気を演出するぴったりのBGMをご紹介。
波の音
「ざ~ざ~♪」と波の音を聞いていると、暖かい南の島でのんびりと横になっている気分になります。波の音を録音したBGMはいろいろあり、なかにはフィジーの聖歌隊の歌声が入っているものも!波の音をバックに聞こえる聖歌隊の歌声は神秘的です。大きな何か包まれているような安心感がありますよ。
ケルティックハープ
ケルティックハープの音色は、穏やかでやさしく、どこか懐かしい雰囲気があるので、聴いていると心が和みます。波の音や鳥のさえずりなど自然の音を使っていませんが、癒し効果はバツグン!
ケルティックは西ヨーロッパあたりの音楽なので、英国式リフレクソロジーサロンには合いそうですね。
ピアノ
癒しの音楽で良く利用されるピアノの音色は、マイナスの感情がなくなり、ほっこりした気分にさせてくれます。現在はピアノの音に合わせて、波や鳥の鳴き声など自然の音が組み合わせている音楽もあるので、心地よさが倍増。ピアノの音楽は、リラクゼーションサロンや治療院などでも利用されています。
サロンで導入している音楽の効果
サロンで音楽を流すとさまざまな効果があると言われています。それではどんな効果があるのか見ていきましょう。
- イメージ誘導効果
音楽のもつ雰囲気からサロンの印象を誘導させる効果。サロンのコンセプトに合わせた曲を選ぶことで、よりその場の雰囲気を体感してもらいやすくなります。 - 感情誘導効果
安心感や幸福感などの感情を誘導する効果です。リラクゼーションミュージックや環境音楽を流すことで、よりリラックスできる空間を演出できます。 - マスキング効果
2つの音を同時に発生させることで、外の音や人の話し声を聴き取りにくくします。外部からの音を無くすことで、不快感やストレスのない居心地のよい空間を作れるのが魅力です。
どんな音楽を流すかによって、サロンの雰囲気は大きく変わります。BGMを選ぶ際は、どんな効果があるのか、ということにも目を向けてみましょう。
サロンで流す音楽選びの注意点
サロンでは流す音楽にルールはありませんが、歌詞の入った曲や歌謡曲のインストゥルメンタルは控えたほうが良いでしょう。
聴きなれた歌謡曲はたとえ歌詞がなくても、イメージや個人的な思い出があるため、非日常空間にいても、現実に戻されてしまう可能性があります。人によっては嫌な思い出がよみがえる可能性があるので、なるべく控えるようにしましょう。
また、アップテンポの音楽は興奮しやすくなってしまいます。リラクゼーション効果を高めたいなら、心拍数と同じぐらいのテンポの音楽にしましょう。