美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.08.17
エステティシャンの高齢者のお客様の対応
エステは若い女性だけが利用するといった傾向が強かったのですが、最近では高齢者がエステを利用し、美意識を高めるようになることが当たり前になってきました。元気で美しいシニアが増えてきたことで、エステティシャンが高齢者に施術をする機会ができます。
エステティシャンが高齢者のお客様に対してどう対応すれば良いのか、しっかりと技術や方法を学ばなければいけません。
シニアエステが大人気
シニアエステという言葉を聞いたことがありますか。シニアエステは、高齢者向けのエステサービスのことです。女性の平均寿命は2017年現在で85歳を超えています。年齢を重ねるごとに、それぞれの美意識を求めていきます。
エステは若い人向けというイメージもありましたが、シニア専用のエステサロンも続々とオープンされています。中には、年齢に応じた割引サービスもあるようで、70歳なら70パーセントオフ、80歳なら80パーセントオフといった、とてもユニークなサービスもあるようです。
今後高齢者のお客様を接客する上で、エステティシャンも高齢者のお客様に対応できるスキルや力を身につけなければいけません。
エステティシャンに求められる対応
高齢者のお客様へ特に気をつけなければいけない対応や配慮はたくさんあります。特に高齢者だから配慮しなければいけないポイントを、一部紹介していきます。
まずは健康への配慮です。年齢を重ねると、どうしても足腰が弱くなってしまったり、トイレが近くなってしまったりする場合があります。
そのため、休憩時間をこまめに取ったり、姿勢やポジションを変えたりしましょう。最初は短めの施術時間によるコースをお試ししてもらうと良いかもしれません。もちろん、現時点で抱えている持病や健康状態などもしっかりと考えなければいけません。
次に十分な説明をすることが必要となります。難しい言葉を使用したり、小声や早口だったりすると、うまく聞き取れない場合があります。何度も説明を行い、大きくはきはきとした声で接するようにしましょう。
最後に一番重要なのは、高齢者だからという差別をしないことです。高齢者への配慮や気をつかうことはエステティシャンとして当然するべきこととなります。高齢者だからというマイナスな対応は最もNGとされています。
高齢者の美意識がより高まる時代へ
ここまで、高齢者のお客様に対するエステティシャンの対応ポイントを簡単に説明していきました。寿命ものび心も体も若々しい人が増えていくことで、どんな年齢でも美意識を追い求めることが当たり前の時代になってくるかもしれません。
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