エステサロンのスタッフと言えば、エステティシャンばかりが注目されがちですが、実際にエステサロンの顔と呼ばれるレセプションも大変重要な職務です。レセプションは具体的にどのような仕事を担当しているのかについて解説します。
レセプションの仕事とは
レセプションの主な仕事は、その名前通り受付業務です。受付業務とは、来店されたお客様をお出迎えする以外にも、かかってきた電話の応対や、施術の会計を指します。また、小規模なエステサロンでは、これらの受付業務以外にも事務作業を担当する場合もあります。
レセプションは接客業務ですから、ホスピタリティやマナーをきちんとおさえていることが重要です。
また、レセプションはエステサロンの顔でもあります。初めてエステサロンに訪れたお客様が、「この人のようになりたい！」「このサロンに通えばキレイになれそう」と思ってくださるように、身だしなみや美容について、高い意識を持っておく必要があります。
レセプションに求められるスキル・資格
レセプションの仕事に求められるスキルはさほど多くはありません。常に笑顔で、お客様の満足度を上げるためにホスピタリティに溢れた接客をできるかどうかが重要です。以前に接客業に就いていた経験のある方や、美容業界に就いていた方は、前職での経験が活きるでしょう。
また、エステサロンで働くわけですから、外見に一定以上関心を持っていることも重要です。可能であれば、美容の知識や栄養の知識なども持っていると、お客様のちょっとした相談や雑談にも対応することができると、印象はぐっとよくなります。
そのほかに必要なスキルとしては、パソコンの基本操作が挙げられます。これは施術後の会計や、顧客管理で必要となる場合が多いようです。特別な資格や、パソコンに対する深い知識が必要というよりは、基本的なタイピングなどのスキルが求められるでしょう。
レセプションという形でエステ業界に関わる
レセプションに求められるのは特別なスキルではありませんが、一般的なマナーや礼儀、身だしなみがより高いレベルで求められることになります。
受付業務からはじまって、ゆくゆくはエステサロンのマネージャーを目指せる職種でもありますから、施術以外の面からエステ業界に関わりたいと思っている方には、向いている職業だと言えるでしょう。