エステティシャンは美容の専門学校を卒業している人が多く、大卒の人は少ないです。大卒でエステティシャンになるとどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
大卒エステティシャンのメリットとデメリットについて紹介します。
大卒でエステティシャンになるメリット
大卒でエステティシャンになるメリットは次の3つです。
お客様に信頼される
お客様との会話中、学歴の話が出たときに大卒であることを伝えるとお客様から信頼されることがあります。エステティシャンが信頼を得るためには経験と技術が必要ですが、働き始めてすぐに信頼を得られるのは、大卒エステティシャンの大きなメリットといえるでしょう。
独立時に知識を役立てられる
大卒でエステティシャンを目指す人の多くは、独立を考えていることが多いです。独立の際に経営学の知識を生かせたり、語学力や国際感覚を生かして海外進出を目指せたりすることは大卒エステティシャンのメリットでしょう。
進路についてじっくりと考えられる
専門学校生と比べて、大学生は進路について悩める時間が長いです。エステティシャンになることを考えている人は、インターンなどで仕事内容や職場の雰囲気を知っておくと安心でしょう。じっくりと考えて就職先を選べるため、入社後もギャップを感じずに、すぐに辞める心配が少ないという点も挙げられます。
大卒でエステティシャンになるデメリット
大卒のエステティシャンは知識を生かして独立できるなどのメリットがありますが、デメリットもあります。大卒でエステティシャンになるデメリットは次の3つです。
一人前になるために時間がかかる
サロンに就職する人は、美容の専門学校で知識や技術を習得してきた人が多いです。そのため、即戦力となるこれらの人と比べて、大卒のエステティシャンは卒業時にエステに関する知識が少ないため、働き始めてから一人前になるまでに時間がかかります。
働きながら知識を学ばなければならない
専門学校を卒業した人と比べて、知識が少ない大卒の人は働きながら勉強が必須。エステティシャンは激務であることが多いので、帰宅してから勉強をするためには体力が必要であり、疲れをとる時間も少ないです。
職業の社会的地位が低い
エステティシャンは職業の歴史が浅く、激務のイメージがあるため、職業の社会的地位が高くありません。そのため、大卒でエステティシャンを目指す人は周りの人から反対されることも多々あります。
大卒のメリットを生かして夢を実現させよう
エステティシャンは、現在人気が高まっている職業です。始めて間もないころは、知識も少ないため、大変なことが多いですが、慣れてくるとお客様の信頼を得られて独立の道も開けます。また、全国展開するエステサロンの場合は、本社勤務となってPRや、メニュー改定など大きな仕事に携われる選択肢も与えられる可能性も高くなるでしょう。