最近は、さまざまな施術をするエステサロンが増えています。しかし、エステティシャンの抱える悩みは共通しているよう。今回はエステティシャンが思わず「あるある~」といってしまう悩みと、その解決法をご紹介します。
エステティシャンの肩こり対策
肉体労働であるエステティシャンにとってありがちな悩みは、ズバリ「肩凝り」。エステの施術は前かがみになって行うことが多く、肩が内側に入りがち。その結果、肩や背中に大きな負担がかかり凝りがひどくなるエステティシャンは多いのです。
肩凝りはマッサージや整体に通うなどして改善するのが一番ですが、自宅でできるセルフケアもあります。
セルフケアとして最も有効なのは、入浴剤入りのお風呂に肩までつかること。入浴剤は、できれば炭酸系のものを選びましょう。炭酸によって血行が促進され、全身の血の巡りがよくなることによって、肩こりの改善が見込まれます。
また、自宅でのリラックスタイムや、施術の合間、休憩時間などに肩回りのストレッチを行うことも効果的です。右手で右肩を、左手で左肩を持って、肩を前後に回すストレッチや、身体の前と後ろでそれぞれ指を組んで腕を伸ばし、凝り固まった背中の筋肉を緩めるストレッチは、短い時間でできて、かつ比較的すぐに効果を実感することができるでしょう。
エステティシャンのハンドケア
身体の不調以外に、エステティシャンがもつ悩みは「手」が多いようです。エステティシャンの手はお客様の肌に直接触れますから、エステティシャン自身も気にする人が多いようす。
施術の際にお客様に不快な思いをさせないために、まずこまめな保湿を心がけましょう。出勤中・休日を問わず、ハンドクリームを常に持ち歩き、ちょっとしたスキマ時間にてのひらに塗り込むことがポイント。日頃からしっとりとした手を保つためには、日常的に保湿を行うことが重要です。
セルフケアをおすすめする理由
エステティシャンのお悩みあるあるは、プロの手に任せても解決されますが、セルフケアで改善することも十分に可能なものが多いです。
お客様にボディのセルフケアについて質問されることもあるエステティシャンだからこそ、自分の身体にも気を遣って生活することが大切です。