Site icon 美プロPLUS

エステティシャンのお客様へのアドバイス

エステティシャンは美のプロフェッショナルとしてお客様に様々な知識やアドバイスを行う必要があります。

しかし、施術には自信があっても知識を伝えたりお客様に合ったアドバイスをしたりするのは苦手というエステティシャンが多くいます。

そんなエステティシャンのために上手にアドバイスする方法や、伝え方などを紹介していきます。

エステティシャンは美のアドバイザー

自分よりも年上のお客様を担当する駆け出しのエステティシャンにとって、お客様にアドバイスするのが難しいというのは、ある意味当然のことかもしれません。

けれども、経験と歳を重ねていくことである程度克服される問題でもあります。しかし、お客様にとっては若くても熟練でもお手本とすべきエステティシャンである事に変わりはありません。

特に初めて来店されるお客様は、非常に緊張しています。お客様の方からは何を話したらいいかわからないので、エステティシャンがうまく話を誘導しながら カウンセリングを行う必要があります。

その際心がけたいのは、悩みを共有することです。お客様の悩みやコンプレックスは恥ずかしいことではなく、女性なら誰もが感じることであり、自分もそのために色々と勉強してきたことを伝えていきましょう。

具体的なイメージがわくアドバイスを

アドバイスだからこそ、上から目線にならないような言い方を心がけなくてはいけません。アドバイスを指図と受け止め気を悪くするお客様もいらっしゃるかもしれません。

そもそもアドバイスされるのを好まないお客様もいらっしゃいます。初めは積極的に質問してくるお客様に応えていくことから慣れていくといいでしょう。

唐突にアドバイスするのではなく、お客様の悩みに寄り添い共感した後、その解決への糸口として自分の知っている方法や知識を伝えていきます。知識を押し付けたり悩みの解決方法を強引にやらせようとあいたりするのは厳禁です。

痩身コースのお客様に「どうやったらそんなに痩せられるの」などと尋ねられる事も多いと思います。

「食事制限をしてジムに通っています」と言うより「電車に乗る時は階段を早歩きで登ったり、歩くときは姿勢を気にしながら少しペースを上げて歩くようにしたりしています」など、ハードルの低い方法をアドバイスすれば具体的にイメージを持ってもらうことができます。

そこから話を膨らまし、「人間の体の筋肉は大半が下半身についているため階段の上り下りは思っている以上に脂肪を燃焼させる効果があるんですよ」と言う感じで知識を伝授していきます。

信頼関係があるからこそ成り立つ関係

イメージしやすい身近な具体的な方法を上げることで、その後に説明する学術的な知識がより身近でわかりやすいものに感じてくれます。

アドバイスする際は自分や知人の経験など身近にある日常的な要素を取り入れながら具体的に行っていくことがポイントです。

さらに知識はひけらかすものではないため、さりげなく伝える言い方が大切です。言い方として敬語であることは必須ですが、お客様との信頼関係ができてお客様がたくさん話してくれるようになった場合は、硬い敬語ではなくきれいな話し言葉を意識して、相槌なども喜怒哀楽を込めて入れるようにしましょう。

Exit mobile version