エステティシャンのインストラクターとは、サロンの新入社員や美容専門学校の生徒にエステティックの知識や技術、カウンセリングのノウハウなどを教える職業です。
ここでは、インストラクターになるにはどうすればいいのか、給料はどれくらいもらえるのかについて、ご紹介していきます。
インストラクターになるための資格
エステティシャンのインストラクターになるための必須の資格というものはありませんが、基本的にはエステサロンでの豊富な勤務経験に加えて、新人育成や講師としての経験があることが求められます。
これからエステティシャンのインストラクターになることを目指している方は、まずは様々な資格を取得することをおすすめします。
認定制度を設けているエステサロンに勤めている方であれば、まずはサロンの認定エステティシャンになり、さらに技術を磨いてサロンを代表するエステティシャンと認められることを目指しましょう。
そうするとサロン内で、インストラクターとして働く機会が与えられることもあります。
サロン独自の認定制度がないお店で働いている方であれば、日本エステティック業協会認定講師資格や日本エステティック協会トータルエステティックアドバイザー認定講師資格などを、取得するとよいでしょう。
インストラクターの気になる給料は？
エステティシャンのインストラクターの給料は、勤務先の給与規定や能力によって異なりますが、一般的には月収22万～35万円と言われています。賞与が年に2回ほどありますので、年収は350万～700万円になります。
エステティシャンの一般的な月収は19万～23万円ほどですので、インストラクターになることで、かなり給与は変わってきます。
エステサロン専属のインストラクターになると、給与面や待遇面で優遇されることがあります。しかし、新入社員をプロのエステティシャンに育て上げる責任や、外部講師としてのセミナー、美容機器メーカーとの連携を取り研修を実施していく段取りなどもしなければならず、責任が重い仕事でもあります。
インストラクターに向いているのはこんな人
エステサロンや美容専門学校のインストラクターとして、新入社員や生徒に指導する際には、美容に関する全般的な知識やハンドテクニックを教えるだけでなく、カウンセリングの仕方やエステティシャンとしての心構えなども伝えていくことが求められます。
エステティシャンのインストラクターに向いているのは、人に知識や技術を教えるのが好き、もしくは得意という方です。また美容について高い関心を持っている人も向いているでしょう。