美容スペシャリストな自分になるために
エステティシャンとしての会話表現
エステティシャンとして働くにあたって、お客様との会話は必須です。お客様と接するときのエステティシャンの言葉使いや表現で、そのエステサロンの印象は大きく変わります。
今回は、エステティシャンとして気を付けたい言葉使いについてご紹介します。
お客様に不安を与える「ネガティブワード」
接客をするに当たって、最も避けたいのが「ネガティブワード」を用いた接客です。「ネガティブワード」とは、「だめです」「無理です」「できません」など、相手のことを否定する言葉です。
実際に、自分が施術を受ける立場になって考えれば、これらの言葉をかけられたら良い気分はしません。エステティシャンは人一倍お客様と接する時間の長い業種なので、言葉使いにも慎重にならなければいけないのです。
お客様に相談された時や悩みを打ち明けられたときには、なるべくネガティブワードを使わずに、「一緒に綺麗になりましょう」ポジティブに転換できる言い回しをするとよいでしょう。
積極的に用いたい「クッション言葉」
接客中は、お客様にお願いごとをする機会がしばしばあるでしょう。具体的には、サロンに来店した際に顧客情報を記入して頂いたり、案内まで少しお待ち頂いたりするときです。
そのときにかける言葉にプラスしたいのが、「クッション言葉」です。「クッション言葉」とは、会話のはじめにつけることによって、言葉に柔らかく、丁寧な印象を与えることのできる言葉です。また、お願いもスムーズにしやすくなります。エステを行うことに対して、緊張されているお客様もいるので、この言葉をつけ柔らかい印象を与えることができれば、安心感を与えられるでしょう。
お客様に何かをお願いする場合には、「恐れ入りますが、少々お待ち頂けますか?」「お手数ですが、こちらにご記入をお願いします」などとクッション言葉を用いるのが効果的です。
正しい言葉遣いで素敵な接客を
エステティシャンと言えば、一般的にはその手技が重要視されがちですが、実は言葉遣いや接客態度なども、大切なのです。まずはしっかりと正しい言葉使いを覚えて、真摯な態度でお客様に相対するように心掛けましょう。
その上で、先に紹介した「ネガティブワード」を避け、「クッション言葉」を効果的に用いることが重要です。お客様の要望には、いつでも100パーセント応えられるとは限りません。そんなときのためにも、エステティシャンとして接客の表現を覚えておくとよいでしょう。
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