美容スペシャリストな自分になるために

更新:2017.07.19

作成:2017.07.18

エステティシャン

エステティシャンのむくみを解消するには

日頃から、立ちっぱなしが多いエステティシャン。仕事を終え、家に帰ると足がパンパンになっているひとも多いのではないでしょうか。

立ち仕事なうえに、体力勝負の重労働なエステティシャンの大敵ともいえる「むくみ」のメカニズムや、その解消法をご紹介します。

なぜむくむのか

ヒールを履いた足

夕方になるとパンプスがキツくなったり、足がむくんで痛くなったりするという原因は、施術やサロンワークなどを同じ体制を取り続けることで、老廃物が重力とともに下半身に溜まってしまうため。

本来は血液の循環によって、老廃物も循環して排出されなければいけないのですが、運動不足や基礎代謝の低下から血液の流れが弱くなり、老廃物を排出できなくなってしまいます。

主な原因としては、運動不足、筋肉量不足、汗をかかない、塩分や水分の過剰摂取、暴飲暴食、冷え性、基礎代謝の低下、ストレス、女性ホルモンバランスの乱れなどがあげられます。

しっかりと冷房の効いた中で立ち仕事をするエステティシャンにとって、むくみの原因になりそうな要素はたくさんあります。あきらめずにしっかりとケアすることが大切です。

象足にならないためのむくみ解消法

むくみは慢性化すると、しびれや痛みがひどくなり、仕事だけでなく日常生活にまで支障をきたします。

お客様にとって、美のお手本となるエステティシャンなので、自身の足もきちんとケアしていきましょう。できるだけ、疲れやむくみはその日のうちにケアをして解消しておくのがポイントです。エステティシャンであればリンパマッサージなどのコツを得ているので、毎日たったの10分で解消できるでしょう。特にお風呂上がりの10分に行うと◎。

まずは老廃物の出口を広げるために、太ももの付け根にある「そけいリンパ」を指圧します。揉むのではなく、5秒ほど押し込んで放すことを3回ほど繰り返します。

お風呂上がりなど体が温まり血流が良くなったときに、オイルなどを塗りながらツボを集中する足裏をマッサージしていきます。その後、ふくらはぎから太ももへと心臓から遠いところからはじめ、心臓に向かって血液や老廃物を流し込んであげます。

絞り込んでいけば、セルライト対策にもなります。最後は床に寝そべった状態で足をソファーに上げたり、壁に立てかけたりして日中とは逆の重力を与えて上げましょう。

お客様にだけではなく自分のケアも大切に

足を気にする女性

自分のむくみも放置せず、しっかりとケアしましょう。むくみの解消には、バランスの良い食事を心がけ、適度な運動や十分な睡眠をとり、できるだけストレスを溜めないことも大切です。

さらに、下着や靴などで体を締め付けないようにしたり、着圧ストッキングを履いたりするのも効果的です。忙しい毎日の中で、たった10分でいいので自分のために時間をとってストレッチやマッサージをしてあげましょう。

Author:美プロ編集部

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