エステティシャンは、美を追求しているきれいな人が多いというイメージも持っている人も多いでしょう。、
しかし、エステティシャンの労働はその華奢な体に似合わず、かなりの重労働です。
今回は立ち仕事に従事し、下半身に痛みや疲れを持つエステティシャンに解消法を伝授します。
立ち仕事による下半身の疲れの原因とは?!
エステティシャンは、実は立ち仕事により下半身にかなりの負担がかかる仕事なのです。現場のエステティシャンに話を聞くと、意外にも肩こりや腕の疲れを訴える人よりも、ふくらはぎや腰などの下半身に疲れを訴える人が多いのだとか。
営業等で1日中歩き回り、靴擦れや足の筋肉疲労で下半身が疲れが生じる場合と、エステティシャンの下半身疲れでは、原因が異なっているようです。
歩き回ることによって、下半身に疲れを感じる筋肉疲労の場合は、筋肉を直接もみほぐすことで、翌日ずいぶんと楽になります。では、エステティシャンの場合はどうすれば良いのでしょうか。
疲れやだるさは、立ち仕事により下半身にたまってしまった老廃物が原因です。本来、血液の流れとともに循環し排出されるべきものなのですが、エステティシャンのように、ずっと同じ姿勢を保っていることで、血液の流れが滞り、老廃物を押し出す力がなくなってしまいます。特に、冷え性の人などは、もともと手先や足先などの細かい血管にまで血液が行きにくい体質のためなおさらです。
下半身の疲れの解消方法
このような原因で下半身に痛みや疲れを感じた場合は、ストレッチするのがオススメです。
方法1
ふくらはぎのストレッチは、足首の角度を変えるだけでしっかりと伸ばすことができます。仕事の合間にたった5分やるだけでも、ストレッチ効果があるのでおすすめ。しかし、あまりに疲労が溜まっているとふくらはぎがつりそることもあるので気をつけてください。
方法2
膝の真裏あたりに親指を当てて、押し込むように指圧すると疲労解消に効果的です。グッと押してパッと手を離すと血液が流れていくのを感じることができます。
方法3
夜寝るときに、足を高くして寝るのも効果的です。そうすることで足先に溜まってしまった老廃物を循環させ、排出することができます。
方法4
着圧のストッキングなどを履くのも◎。外側から適度な圧力をかけることで、血液の流れを活性化してくれるため、老廃物が溜まりにくくなるといわれています。
疲れを残さず健康的なエステティシャンを目指して!
立ち仕事による足の疲れは、慢性化しがちです。慢性化してくると疲労感がだんだん痛みにかわってくることも。そうなる前に簡単なストレッチを日常生活に取り入れて、意識的に疲労を解消していくようにしましょう。
いつも笑顔で美しくいるためには、疲労やストレスを溜めない事はとても大切ですよ。